スピーチで使うとき · 37語
スピーチで使うときを表す座右の銘37選
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スピーチの言葉は一度しか聞いてもらえません。読んで分かるかではなく、聞いて一度で伝わるかで選んでください。
スピーチで座右の銘を紹介するときは、読む記事や文章とは違う制約がある。聞き手はその場で一度耳にするだけで、聞き逃した言葉を読み返すことができない。この記事では、耳で聞いて一度で伝わる座右の銘を選ぶときの視点と、スピーチならではの使い分けの注意点を解説する。
門出を祝い、背中を押す
10語祝辞でこれからの順調を願うなら「順風満帆」、挑戦への一歩を押すなら「為せば成る」。
物事が何の支障もなく、計画通り順調に進んでいくこと。 祝辞で「これからも順調に」という願いを込めるのに最も自然
強い意志を持って本気で取り組めば、どんなことでも成し遂げられるということ。 迷っている人の背中を押す励ましの場面に向く
何かをきっかけに、それまでの気持ちをすっかり入れ替えて新たな気持ちで物事に取り組むことを表す言葉。
大きな願いや目標が、最終的に叶うことを表す言葉。
鳥が大空を飛び回るように、自由にのびのびと羽ばたいていく姿勢を表す一文字。
将来実現させたい大きな目標や願いを表す一文字。
「幸運は勇者に味方する」という意味の英語の格言。
途中でやめてしまうことこそが本当の失敗であり、成功するまで続けさえすれば、それは成功だという考え方を表す言葉。
成功とは失敗しないことではなく、何度失敗しても情熱を失わずに挑戦を続けられることだという考え方を表す言葉。
困難があっても勇気を持って挑戦し続けてこそ人生には意味があるという考え方を表す言葉。
出会いと感謝を語る
8語「一期一会」は茶会の心構えに由来し、その出会いに誠意を尽くす主体的な姿勢に重心がある。
一生に一度だけの出会いだと考え、その一瞬一瞬の出会いを大切にすること。 結婚式や送別会で、出会いへの感謝を格調高く伝えられる
周囲の人々と争わず、心を合わせて仲良く協調していくことを大切にする姿勢を表す一文字。
「団結あるところに力あり」という意味の英語のことわざ。
人にかけた情けは、巡り巡っていずれ自分自身に良い形で返ってくるということわざ。
人や物事を慈しみ、大切に思う気持ちを表す一文字。
相手の立場を思いやり、過ちを許す寛容な心を表す一文字。
特別に大きなことを成し遂げなくても、日々の小さな行いに真心を込めることに価値があるという考え方を表す言葉。
天を敬い、人を愛することを大切にするという考え方を表す言葉。
学び続ける姿勢を語る
7語「温故知新」は懐古ではなく、過去から新しい知見を見いだす能動的な学びとセットで使う。
昔のことをよく学び直し、そこから新しい知識や考え方を見いだすこと。 企業理念など、フォーマルな場で知的な印象を与える
時代が変わっても変わらない本質と、時代とともに変化していく新しさとの両方を大切にするという考え方を表す言葉。
人は生まれながらに平等であるという考え方を表す言葉。
限られた時間だからこそ今を精一杯生き、同時に学びは終わりのないものとして続けていくべきだという考え方を表す言葉。
稲穂は実れば実るほど重みで頭を垂れるように、人も学び経験を積んで立派になるほど、謙虚な姿勢を持つべきだということわざ。
「ペンは剣よりも強し」という意味の英語の格言。
月日が過ぎ去るのは、矢が飛んでいくように速いということわざ。
前向きさと希望を語る
5語「苦あれば楽あり」は苦労の先の報いを、「明日は明日の風が吹く」は今を大切にする割り切りを表す。
つらく苦しいことがあれば、その後には必ず楽しいことや良いことがやってくるということわざ。
先のことをあれこれ心配しすぎず、明日には明日なりの状況や変化があるものだと考え、今を大切に生きようとすることわざ。
「命ある限り希望あり」という意味の英語のことわざ。
「どんな雲にも銀の裏地がある」という意味の英語のことわざ。
物事を苦しいものとしてではなく、楽しみながら取り組む姿勢を表す一文字。
誠実な生き方を語る
7語「誠」は一文字で理念を象徴的に示す言葉。紹介した直後に短く意味を言い添えると聞き手に伝わりやすい。
偽りやごまかしがなく、まごころを尽くして人や物事に真摯に向き合う姿勢のこと。 一文字で掲げる座右の銘の代表例として簡潔に語れる
人として身につけるべき正しい品性や、誠実で思いやりのある行いを表す一文字。
道徳と経済活動は本来対立するものではなく、両立させるべきだという考え方を表す言葉。
物事に取り組むときの気持ちのあり方そのものを大切にする姿勢を表す一文字。
周囲からどう言われようと気にせず、自分が成すべきことは自分自身が一番よくわかっているという信念を表す言葉。
理屈だけで動けば人と衝突し、情に流されれば我を失い、意地を通せば窮屈になる、という人の世の生きにくさを表した言葉。
人生や仕事の成果は、能力や熱意だけでなく、それ以上に物事への向き合い方(考え方)によって大きく左右されるという考え方を表…
選び方の解説
スピーチで使う座右の銘を選ぶ際にまず意識したいのは、聞いただけで意味が伝わるかどうかだ。文章であれば漢字を見て意味を推測できる四字熟語や難読語も、耳で聞くだけでは同音異義語と混同されたり、意味を取り違えられたりすることがある。読んで分かる言葉と聞いて分かる言葉は必ずしも一致しない。
聞き手は座右の銘を一度しか聞けないという前提に立つと、言葉そのものの選び方だけでなく、その後の説明の仕方も重要になる。座右の銘を紹介した直後に、短く意味を言い添える一言があるだけで、聞き手の理解度は大きく変わる。言葉を選ぶ段階から、後に続ける説明とセットで考えるとよい。
また、スピーチの場では座右の銘を紹介する時間が限られていることが多い。長い由来をすべて語る余裕はないため、由来のうち聞き手の記憶に残したい一点だけを選んで話す、という取捨選択の視点も必要になる。
使い分けの注意点
結婚式や送別会などの私的なスピーチと、式典や講演などの公的なスピーチとでは、座右の銘に求められる硬さが異なる。私的な場では親しみやすいことわざ由来の言葉が響きやすく、公的な場ではより硬めの四字熟語が場に馴染みやすい傾向がある。
スピーチで座右の銘を紹介する際、聞き手の年齢層や共通の背景知識によって、通じやすい言葉の難易度も変わる。難しい四字熟語を使う場合は、読みと意味を口頭で補足する前提で選ぶと、聞き手を置き去りにしにくい。
響きで選ばず、由来まで語れるかで決めてください。各語のページに、深掘りされたときの答え方まで載せています。