一期一会いちごいちえ

一生に一度だけの出会いだと考え、その一瞬一瞬の出会いを大切にすること。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
スピーチ結婚式や送別会で、出会いへの感謝を格調高く伝えられる
注意: 茶道由来の重みがあり、軽い雑談や日常連絡で多用すると仰々しく響く。繰り返し会う関係には向かない。

そのまま使える例文

スピーチ

結婚式のスピーチで「一期一会の出会いに感謝します」と締めくくった。

初対面の取引先との商談でも、一期一会の気持ちで丁寧に対応するよう心がけている。
卒業文集に「これまでの一期一会に感謝して、次のステージに進みます」と書いた。
旅先で出会った人との会話も、一期一会だと思うと一つひとつが特別に感じられる。

深掘りに備える — 由来

出典: 『山上宗二記』

「一期一会」の概念的なルーツは、安土桃山時代の茶人・山上宗二が著した『山上宗二記』(天正16年〈1588年〉頃成立)にある。同書「茶湯者覚悟十躰」には、師である千利休の教えとして「路地へ入るより出づるまで、一期に一度の会のように、亭主を敬い畏るべし」という一文が記されている。

聞かれたら: 「『山上宗二記』に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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「一期一会」の概念的なルーツは、安土桃山時代の茶人・山上宗二が著した『山上宗二記』(天正16年〈1588年〉頃成立)にある。同書「茶湯者覚悟十躰」には、師である千利休の教えとして「路地へ入るより出づるまで、一期に一度の会のように、亭主を敬い畏るべし」という一文が記されている。一方、「一期一会」という四字熟語の形そのものは、江戸時代末期の大老・井伊直弼が茶道の心得としてまとめた『茶湯一会集』(安政5年〈1858年〉頃成立)の巻頭でこの語を掲げたことにより広まったとされる。「一期」はもと仏教語で人の一生を指し、どの茶会も一生に一度きりの出会いだと思って、亭主・客ともに誠意を尽くすべきだという心構えを表す。

似た語と間違えない

一期一会一生に一度だけの出会いだと考え、その一瞬一瞬の出会いを大切にすること。
袖振り合うも他生の縁

「袖振り合うも他生の縁」がすれ違う程度の些細な縁も前世からの因縁として捉える諺であるのに対し、「一期一会」は茶会の心構えに由来し、その出会いに全力で誠意を尽くすという主体的な姿勢に重心がある。

対義語: 特筆すべき対義語は確認されていない

こんなシーンで使う

結婚式や送別会などのスピーチで、これまでの出会いへの感謝を格調高く表現したいときに向く言葉で、聞き手に丁寧で温かい印象を与える。茶道由来の重みのある言葉のため、軽い雑談やビジネスの日常連絡で多用すると仰々しく響くことがある。一度きりの出会いを惜しむ文脈で使うのが本来の趣旨で、繰り返し会う関係を表すのには向かない。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

一期一会の類義語は?
袖振り合うも他生の縁
一期一会の由来は?
「一期一会」の概念的なルーツは、安土桃山時代の茶人・山上宗二が著した『山上宗二記』(天正16年〈1588年〉頃成立)にある。同書「茶湯者覚悟十躰」には、師である千利休の教えとして「路地へ入るより出づるまで、一期に一度の会のように、亭主を敬い畏るべし」という一文が記されている。
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