While there's life, there's hope.(ワイル ゼアズ ライフ、ゼアズ ホープ)
「命ある限り希望あり」という意味の英語のことわざ。どんなに苦しい状況でも、生きている限りまだ望みは残っているという見方を表す。ギリシャ・ローマにさかのぼる古い言い回しで、キケロが「病人については、息のあるうちは希望があると言われる」と書き留めている。
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そのまま使える例文
面接で「座右の銘は While there’s life, there’s hope です」と答え、部員が三人まで減った代でも公式戦の登録人数を集めきった経緯を続けて話した。
深掘りに備える — 由来
ギリシャ・ローマにさかのぼる言い回しで、特定の一人が作った言葉ではない。現存する最も古い形は、紀元前3世紀のギリシャの詩人テオクリトス『牧歌』第4歌42行の「ἐλπίδες ἐν ζωοῖσιν, ἀνέλπιστοι δὲ θανόντες」(希望は生きている者にある、死んだ者に希望はない)である。
聞かれたら: 「テオクリトス『牧歌』第4歌42行「ἐλπίδες…に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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ギリシャ・ローマにさかのぼる言い回しで、特定の一人が作った言葉ではない。現存する最も古い形は、紀元前3世紀のギリシャの詩人テオクリトス『牧歌』第4歌42行の「ἐλπίδες ἐν ζωοῖσιν, ἀνέλπιστοι δὲ θανόντες」(希望は生きている者にある、死んだ者に希望はない)である。ラテン語では、キケロが紀元前49年に友人アッティクスへ宛てた書簡(『アッティクス宛書簡集』第9巻第10書簡3節)に「Ut aegroto, dum anima est, spes esse dicitur」(病人については、息のあるうちは希望があると言われるように)と記している。キケロ自身が「言われる(dicitur)」と書いているとおり、これは彼の造語ではなく、当時すでに広まっていた言い回しを引いたものである。内戦のさなかにポンペイウスがイタリアを去るまでは自分も望みを捨てなかった、という情勢判断の文脈で使われており、病人を慰める例を、自分自身の政治的な見通しに当てはめている。同趣旨のラテン語の標語「Dum spiro, spero」(息をする限り、私は希望する)も広く知られる。英語で現在の形に定まった最初の記録がどれかは特定できていない。古典の格言を集めて訳す動きが盛んだった時代を経て英語に移ったと考えられるが、初出を示す資料は確認できなかった。
似た語と間違えない
「Every cloud has a silver lining.」が起きてしまった事態のなかに良い面を見つける見方を語るのに対し、この語は良し悪しに触れず、まだ終わっていないという時間の側だけを言う。「苦あれば楽あり」は苦労の後に報いが来るという順序を前提にするが、この語は報いが来るとは言っておらず、望みが残っていることだけを述べる。「命あっての物種」は同じ「生きていれば」を、危険を避けるべきだという教訓の側で使う点が違う。
対義語: 万事休す、後の祭り
こんなシーンで使う
うまくいっていない状況を扱うスピーチや挨拶で、まだ終わっていないと言い切りたい場面に向く。聞き手には「状況を悪いまま認めたうえで、それでも次の手を数える人」と映りやすい。ただし、まだ渦中にいる相手に外から掛けると気休めに聞こえる。自分たちの持ち場の話として使い、「だから来週これをやる」という次の一手とセットにすると、励ましではなく方針の宣言として届く。キケロがこの言葉を引いたのも、慰めの場面ではなく自分自身の情勢判断のなかでだった。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- While there's life, there's hope.の類義語は?
- Every cloud has a silver lining.、苦あれば楽あり、命あっての物種
- While there's life, there's hope.はどんな場面で使いますか?
- スピーチで使うとき
- While there's life, there's hope.の由来は?
- ギリシャ・ローマにさかのぼる言い回しで、特定の一人が作った言葉ではない。現存する最も古い形は、紀元前3世紀のギリシャの詩人テオクリトス『牧歌』第4歌42行の「ἐλπίδες ἐν ζωοῖσιν, ἀνέλπιστοι δὲ θανόντες」(希望は生きている者にある、死んだ者に希望はない)である。