そのまま使える例文
結婚披露宴のスピーチで「お二人の人生が順風満帆でありますように」と祝辞を述べた。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。デジタル大辞泉や精選版日本国語大辞典は出典となる書物を記しておらず、三省堂の新明解四字熟語辞典も、語源・由来にあたる書物は特に見いだされていないとしている。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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出典は特定されていない。デジタル大辞泉や精選版日本国語大辞典は出典となる書物を記しておらず、三省堂の新明解四字熟語辞典も、語源・由来にあたる書物は特に見いだされていないとしている。「順風」は船の進む方向に吹く追い風、「満帆」は帆をいっぱいに張ることを指し、追い風を帆いっぱいに受けて船が快調に進む様子から、物事が計画通り順調に運ぶことのたとえとして生まれたと考えられる表現である。精選版日本国語大辞典が挙げる用例は『日本野球史』(1929年)や井伏鱒二『竜舌蘭』など近代のもので、古典に根をもつ成語ではなく、近代以降に広まった言い回しと見られる。読みは「じゅんぷうまんぱん」で、「帆」を「ほ」の連想から「まんぽ」と読む誤りが多く、四字熟語を知る辞典は1980年のNHKの調査で約3割が「まんぽ」と答えたことを紹介している。
似た語と間違えない
辞典が類義語として挙げるのは、追い風の中をまっすぐ進む「一路順風」や、すべてが思い通りに運ぶ「万事如意」。一路順風は旅立ちを見送る言葉として使われることが多く、これから進む道中の無事を願う響きがある。順風満帆は「帆いっぱいに風を受けている」という今の勢いまで含むので、すでに順調に進んでいる状態をたたえるときにも使える。混同されやすい「前途洋々」は将来の可能性の大きさそのものに焦点を当てる語で、順風満帆は物事が障害なく計画通りに運んでいるという過程の順調さに重心がある。
対義語: 前途多難
こんなシーンで使う
結婚式や送別会などの祝辞で「これからの人生がうまくいきますように」という願いを込めて使うのが最も自然な場面で、聞き手に明るい印象を与える。一方で面接やESでは「順風満帆ではなかった」と否定形で使い、苦労を乗り越えてきたことを謙虚に語る導入として使われることも多い。現在進行形の深刻なトラブルを説明する場面でそのまま使うと、状況の深刻さと言葉の軽さが噛み合わない。祝辞で使う場合、会場の聞き手は読みの誤りにすぐ気づくので、「じゅんぷうまんぽ」と言い間違えると祝福の言葉がかえって目立ってしまう。原稿にはふりがなを振っておくと安心である。表記も「順風万帆」と書く誤りがあるので、メッセージカードやスライドに書くときは「満帆」を確かめたい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 順風満帆の類義語は?
- 一路順風、万事如意
- 順風満帆の由来は?
- 出典は特定されていない。デジタル大辞泉や精選版日本国語大辞典は出典となる書物を記しておらず、三省堂の新明解四字熟語辞典も、語源・由来にあたる書物は特に見いだされていないとしている。