Every cloud has a silver lining.(エヴリ クラウド ハズ ア シルバー ライニング)
「どんな雲にも銀の裏地がある」という意味の英語のことわざ。つらい状況のただ中にも、見つけられる良い面があるという見方を表す。「銀の裏地」という比喩は17世紀の詩人ジョン・ミルトンに遡るが、ことわざの形で定着したのは19世紀のことである。
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そのまま使える例文
送別の挨拶で「Every cloud has a silver lining. あの大会が中止になったから、私たちは練習の意味を考え直せました」と述べた。
深掘りに備える — 由来
比喩の出どころはジョン・ミルトンの仮面劇『コーマス』(1634年)の一節「Was I deceiv’d, or did a sable cloud / Turn forth her silver lining on the night?」(見間違いだろうか、黒い雲がその銀の裏地を夜に向けたのは)で、雲の縁が月光で銀色に光るさまを描いたものである。
聞かれたら: 「ジョン・ミルトン『コーマス』に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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比喩の出どころはジョン・ミルトンの仮面劇『コーマス』(1634年)の一節「Was I deceiv’d, or did a sable cloud / Turn forth her silver lining on the night?」(見間違いだろうか、黒い雲がその銀の裏地を夜に向けたのは)で、雲の縁が月光で銀色に光るさまを描いたものである。ミルトンが書いたのは情景の描写であって、ことわざそのものではない。現在の形に近い言い方が印刷物に現れるのは19世紀に入ってからで、1840年の The Dublin Magazine に載った書評には「there’s a silver lining to every cloud that sails about the heavens if we could only see it」(空を渡るどの雲にも銀の裏地はある、見ることさえできれば)という一節がある。1850年代以降、英米の新聞で頻繁に使われるようになり、ことわざとして定着した。比喩を作ったのはミルトンだが、格言としての形は後の時代に約200年かけて固まったものである。
似た語と間違えない
「While there’s life, there’s hope.」が、まだ終わっていないという時間の側から励ますのに対し、この語は起きてしまった事態のなかに良い面を見つけるという見方の側を語る。「苦あれば楽あり」は苦労の後に報いが来るという順序の話で、つらさの最中に良い面があるとするこの語とは、良いものが現れる場所が違う。
対義語: 泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目
こんなシーンで使う
うまくいかなかった出来事を扱うスピーチや挨拶で、聴衆の気持ちを引き上げたいときに向く。聞き手には「起きたことを否定せずに次を向く人」と映りやすい。ただしこの言葉は、まだ渦中にいる相手に外から掛けると「他人事だ」と受け取られやすい。自分たちの失敗や損失を語る側から使い、しかも良かった面を具体的に一つ挙げてから言うと、慰めではなく事実の指摘として届く。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- Every cloud has a silver lining.の類義語は?
- While there's life, there's hope.、苦あれば楽あり、災い転じて福となす
- Every cloud has a silver lining.はどんな場面で使いますか?
- スピーチで使うとき
- Every cloud has a silver lining.の由来は?
- 比喩の出どころはジョン・ミルトンの仮面劇『コーマス』(1634年)の一節「Was I deceiv’d, or did a sable cloud / Turn forth her silver lining on the night?」(見間違いだろうか、黒い雲がその銀の裏地を夜に向けたのは)で、雲の縁が月光で銀色に…