座右の銘

こころ

物事に取り組むときの気持ちのあり方そのものを大切にする姿勢を表す一文字。技術や結果以上に、真剣な心構えを重んじる考え方の象徴として使われる。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
面接意味の幅が広く、行動の具体例が無いと精神論に聞こえる
スピーチ技術より先に整えるものを一字で示す結びとして使える
注意: 一字のなかでも意味の幅が最も広く、掲げただけでは何を大事にしているのか伝わらない。心構えが行動の違いになった場面を必ず添える。

そのまま使える例文

面接

面接で「座右の銘は一文字で『心』です」と答え、接客のアルバイトで、混雑時ほど一人ひとりに向き直ると決めていたことを続けて話した。

スピーチ退任の挨拶で「『心』の一字だけ置いていきます。手が足りないときこそ、雑に扱わないでください」と述べた。
道場の壁に「心」と書いた額を掲げ、稽古の前後の礼を欠かさないという意味だと新入生に説明した。
式辞で「技術は後から身につきます。先に整えてほしいのは心のほうです」と述べ、この一字で結んだ。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。座右の銘として一文字の「心」を掲げることが、特定の人物の言葉や故事に始まるという記録は確認できない。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。座右の銘として一文字の「心」を掲げることが、特定の人物の言葉や故事に始まるという記録は確認できない。漢字としての「心」は心臓の形にかたどった象形字で、周代の青銅器に鋳込まれた金文に、心臓をかたどった字形が残る。『説文解字』はこの字を「人の心なり。土藏、身の中に在り。象形」と説明する。「土藏」という言い方は、当時のすべてを五行に配当する考え方によるもので、心臓が体の中心にある臓器だという認識がその前提にある。古代中国では心臓が思考と感情の座と考えられており、この字が精神のはたらき全般を指すようになったのはそのためである。思想のうえでの用例として広く知られるのは『大学』(『礼記』大学篇)伝七章の「心焉に在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず」で、心がそこに無ければ、目も耳も口も働いていないのと変わらないと説く。日本語では「心技体」のように、技術や体力と並ぶ精神面を指す使われ方が定着している。

似た語と間違えない

物事に取り組むときの気持ちのあり方そのものを大切にする姿勢を表す一文字。
偽りやごまかしがなく、まごころを尽くして人や物事に真摯に向き合う姿勢のこと。
一心不乱ただ一つの物事に心を集中させ、他のことには一切気を取られない状態を表す言葉。
精神一到心を一つのことに集中させれば、どんな困難も成し遂げられるという考え方を表す言葉。

「誠」が偽りのなさという価値の方向まで含むのに対し、「心」は向かう方向を限定せず、気持ちのあり方そのものを指す。そのぶん語義は広く、何を大事にするかは使う本人が言い足す必要がある。「一心不乱」は一つのことに没入している状態、「精神一到」は集中すれば事は成るという考え方を表す四字熟語で、どちらも心の使い方の一場面を切り取っている点が、一字の「心」との違いになる。

対義語: 上の空、形骸

こんなシーンで使う

スピーチや式辞で、技術や結果より先に整えるべきものを一字で示したい場面に向く。聞き手である聴衆には「手順だけで仕事を片づけない人」と映りやすい。一方で一文字の座右の銘のなかでも意味の幅が最も広く、掲げただけでは何を大事にしているのかが相手に一つも伝わらない。面接で使うなら、心構えの違いが実際の行動の違いになった場面を具体的に続けたい。それが無いと、精神論を述べただけと受け取られやすく、聞き手が確かめようのない主張になる。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

心の類義語は?
誠、一心不乱、精神一到
心はどんな場面で使いますか?
面接で聞かれたとき、スピーチで使うとき
心の由来は?
出典は特定されていない。座右の銘として一文字の「心」を掲げることが、特定の人物の言葉や故事に始まるという記録は確認できない。
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