四字熟語

臥薪嘗胆がしんしょうたん

目的を達成するために、長期間にわたり苦労や屈辱に耐えて努力を重ねること。

座右の銘としても使われる

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由来

「臥薪嘗胆」は中国春秋時代の呉と越の戦いの故事に由来し、四字熟語としての形は『十八史略』に見られる(「嘗胆」の部分のみは『史記』越王勾践世家にも記述がある)。呉王・夫差は父を破った越王・勾践への復讐を忘れないよう、硬い薪の上に寝て自らに痛みを与え続けた(臥薪)。会稽山の戦いで勾践を降伏させたのち、今度は敗れた勾践が会稽の恥を忘れないよう、苦い胆を部屋に吊るして日々なめ続けた(嘗胆)。この夫差の「臥薪」と勾践の「嘗胆」を組み合わせたのが「臥薪嘗胆」で、目的を果たすために長期にわたり苦労を重ねることのたとえとして使われる。

例文

  1. 前回の大会で敗れてから一年間、臥薪嘗胆の思いで練習に打ち込んだ。
  2. 資格試験に一度失敗した後、臥薪嘗胆して勉強を続け、翌年見事合格した。
  3. 「あの悔しさを忘れず、臥薪嘗胆の一年にしたい」と新年の抱負をスピーチで語った。
  4. 同期に先を越された悔しさをばねに、臥薪嘗胆の思いで資料作りに没頭した。

類義語・対義語

「雪辱を果たす」が屈辱をすすいだ結果そのものを指すのに対し、「臥薪嘗胆」はその結果に至るまでの、自らに苦痛を課してでも耐え忍ぶ過程の長さと苦しさに重心がある。

こんなシーンで使う

明確な敗北や屈辱を経験したあと、それを晴らすために長期間努力を続けたという文脈でのみ自然に使える言葉で、単なる「頑張る」一般には強すぎる表現になる。スポーツの雪辱戦や資格の再挑戦など、具体的な「前回の悔しさ」とセットで語ると説得力が生まれる。普段の勉強や仕事の努力を大げさに形容するために安易に使うと、故事の重さと釣り合わず不自然に響く。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

臥薪嘗胆の類義語は?
雪辱を果たす
臥薪嘗胆の由来は?
「臥薪嘗胆」は中国春秋時代の呉と越の戦いの故事に由来し、四字熟語としての形は『十八史略』に見られる(「嘗胆」の部分のみは『史記』越王勾践世家にも記述がある)。呉王・夫差は父を破った越王・勾践への復讐を忘れないよう、硬い薪の上に寝て自らに痛みを与え続けた(臥薪)。
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