座右の銘

備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)

日ごろから万一に備えて準備をしておけば、いざ事が起きても少しも心配することはない、ということ。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
○面接備えた中身と、その結果を具体で語れるなら説得力が出る
○ES想定した事態と講じた手当てを数字や事実で書くと裏づけになる
注意: トラブルの最中にある人へ向けて言うと皮肉に聞こえる。備えた中身を添えないと、慎重なだけの人に見えやすい。

そのまま使える例文

面接

面接で「備えあれば憂いなしを信条にしています。学園祭の運営では雨天時の動線と備品の置き場を前日までに三案つくり、当日の急な雨にも慌てず対応できました」と答えた。

ESESの自己PRに「備えあれば憂いなしを胸に、実験の前に失敗しうる工程を洗い出し、予備の試料を必ず用意する習慣をつけました」と書いた。
スピーチ自治会の防災訓練の挨拶で「備えあれば憂いなしと言います。非常用の水と懐中電灯の置き場所を、今夜ご家族で確かめてください」と呼びかけた。
遠征の前夜、備えあれば憂いなしだからと言って、キャプテンは予備のシューズ紐まで人数分そろえて配った。

深掘りに備える — 由来

出典: 『書経』説命中「有備無患」

出典は『書経』説命中の一節「惟事事、乃其有備、有備無患」で、「備え有れば患い無し」と読む。故事成語を知る辞典は、これを殷の王・武丁に補佐役の傅説が王の心がけを説いた文章の中の言葉とする。

聞かれたら: 「『書経』説命中「有備無患」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

由来の全文を読む

出典は『書経』説命中の一節「惟事事、乃其有備、有備無患」で、「備え有れば患い無し」と読む。故事成語を知る辞典は、これを殷の王・武丁に補佐役の傅説が王の心がけを説いた文章の中の言葉とする。『春秋左氏伝』襄公十一年にも、晋の魏絳が主君を諫める場面で「居安思危、思則有備、有備無患」(安きに居りて危うきを思う。思えば則ち備え有り、備え有れば患い無し)と述べる箇所があり、この四字が古くから警句として使われていたことがわかる。「患」は「憂」と同じく心配して心を痛めることで、日本語では「憂いなし」と書くのが一般的だが、「憂えなし」「患いなし」の表記も辞典に見える。原文は備えた結果として心配が消える、という因果を述べた一句であり、「備えよ」という命令ではない点が、この言葉を人前で使うときの語り口を決める。

こんなシーンで使う

防災や安全管理の挨拶で使うと、聞き手自身の暮らしに直結するため一度で通じ、説教くさくなりにくい。面接官には、備えたという事実そのものより「何を想定し、結果として何が防げたか」まで語れる人の言葉として聞こえる。準備の話だけで終えると、慎重さが動き出しの遅さに見えるおそれがあるので、備えたうえで実際に動いた場面を添えたい。「憂いなし」と言い切る形なので、現にトラブルが起きている最中の人に向けると皮肉に響く。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

備えあれば憂いなしはどんな場面で使いますか?
面接で聞かれたとき、ESに書くとき
備えあれば憂いなしの由来は?
出典は『書経』説命中の一節「惟事事、乃其有備、有備無患」で、「備え有れば患い無し」と読む。故事成語を知る辞典は、これを殷の王・武丁に補佐役の傅説が王の心がけを説いた文章の中の言葉とする。
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