座右の銘

少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)

若いと思っているうちにも年月はすぐ過ぎ、学問はなかなか成就しないということ。だから少しの時間も惜しんで学べ、という戒めを含む。

最終更新日:

この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
◎スピーチ入学・年頭など、時間の使い方を促す場で自分への戒めとして語ると届く
○ES学んだ具体的な行動とセットで書けば説得力が出る
注意: 朱熹の詩と断定しない。作者は辞典の間でも割れており、日国は惟肖得巌説、ジャパンナレッジの解説は観中中諦『青嶂集』説も紹介する。

そのまま使える例文

スピーチ

新入生への挨拶で「少年老い易く学成り難しと言います。最初の一年の使い方で、四年間が決まります」と述べた。

ESESに「座右の銘は少年老い易く学成り難しです。学生のうちに資格の勉強を前倒しで進めました」と書いた。
三十を過ぎて学び直しを始め、少年老い易く学成り難しという句の重みを実感した。
年頭の目標に「少年老い易く学成り難し」と書き、毎朝三十分の読書を続けた。

深掘りに備える — 由来

出典: 精選版日本国語大辞典・デジタル大辞泉・故事成語を…

漢詩の一句で、続きは「一寸の光陰軽んず可からず」。精選版日本国語大辞典は全文を「少年易老学難成、一寸光陰不可軽、未覚池塘春草夢、階前梧葉既秋声」と示す。

聞かれたら: 「精選版日本国語大辞典・デジタル大辞泉・故事成語を…に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

由来の全文を読む

漢詩の一句で、続きは「一寸の光陰軽んず可からず」。精選版日本国語大辞典は全文を「少年易老学難成、一寸光陰不可軽、未覚池塘春草夢、階前梧葉既秋声」と示す。長く朱熹の「偶成」の一句とされてきたが、日国もデジタル大辞泉も、朱熹の詩文集に見えないとして疑問視している。作者は辞典の間でも割れている。日国と故事成語を知る辞典は、江戸初期の五山詩集『翰林五鳳集』に「進学軒」の題で収められた、室町前期の五山僧・惟肖得巌の作とする。一方、日国の編集に携わる側の解説(ジャパンナレッジ)は、2005年に朝倉和氏が相国寺の観中中諦(1342〜1406)の『青嶂集』にこの詩が見えるとし、これが最古の出典だと指摘したことを紹介し、作者問題は決着していないとする。朱熹作と広まった理由を、同解説は明治の漢文教科書の掲載にあったらしいと述べる。したがって「朱熹の言葉」と断定せず、日本の禅僧の作とみられる漢詩の一句と書くのが安全である。

こんなシーンで使う

聞き手には、時間を無駄にしない勤勉な人として届く。ただし「朱熹の詩です」と言い切ると、調べた面接官や教員には確認不足と映るので、「漢詩の一句で、作者には諸説あります」と添えるほうが誠実に聞こえる。また「少年」を若者への説教に使うと上から目線になりやすい。聴衆に向けるときは、自分自身への戒めとして語るほうが受け入れられる。書き初めや掲示では、続く「一寸の光陰軽んず可からず」まで書き添えると意味が一度で伝わる。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

少年老い易く学成り難しはどんな場面で使いますか?
スピーチで使うとき、ESに書くとき
少年老い易く学成り難しの由来は?
漢詩の一句で、続きは「一寸の光陰軽んず可からず」。精選版日本国語大辞典は全文を「少年易老学難成、一寸光陰不可軽、未覚池塘春草夢、階前梧葉既秋声」と示す。
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