精神一到せいしんいっとう

心を一つのことに集中させれば、どんな困難も成し遂げられるという考え方を表す言葉。「精神一到何事か成らざらん」という形でよく使われる。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
面接一点に絞って成果まで出た経験とセットなら最適
ES一つのテーマを掘り下げた経験を書けるなら最適
注意: 「集中すれば成る」と言い切る言葉なので、成果が出なかった話や並行作業の話に添えると食い違う。

そのまま使える例文

面接

面接で「座右の銘は『精神一到』です。一つに絞って取り組めば形になる、と実感してきました」と答えた。

ESESに「精神一到の言葉どおり、卒業研究は一つのテーマだけを一年半掘り続けました」と書いた。
スピーチ大会前の挨拶で「精神一到何事か成らざらん。この一戦に全員の集中を持ってきます」と述べた。
彼は精神一到で図面に向かい、三日で懸案を解いた。

深掘りに備える — 由来

出典: 『朱子語類』学二「陽気発処、金石亦透、精神一到、…

中国・南宋の儒学者である朱熹の言行録『朱子語類』の「学二」にある「陽気発処、金石亦透、精神一到、何事不成」に由来する。陽の気が発するところでは金や石のような硬いものさえ貫き通す、精神を一点に集中させて事に当たれば成らないことはない、という趣旨の一節である。

聞かれたら: 「『朱子語類』学二「陽気発処、金石亦透、精神一到、…に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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中国・南宋の儒学者である朱熹の言行録『朱子語類』の「学二」にある「陽気発処、金石亦透、精神一到、何事不成」に由来する。陽の気が発するところでは金や石のような硬いものさえ貫き通す、精神を一点に集中させて事に当たれば成らないことはない、という趣旨の一節である。日本ではこの後半を読み下した「精神一到何事か成らざらん」の形で広く知られており、『日本国語大辞典』もこの句の出典として『朱子語類』を挙げている。四字の「精神一到」だけを切り出して座右の銘に掲げる用法は、この長い成句が縮まったものである。

似た語と間違えない

精神一到心を一つのことに集中させれば、どんな困難も成し遂げられるという考え方を表す言葉。
一意専心他のことに一切気を取られず、ただ一つの物事だけに心を集中させることを表す言葉。
一心不乱ただ一つの物事に心を集中させ、他のことには一切気を取られない状態を表す言葉。
意志堅固一度決めたことを、周囲に流されず貫き通す強い意志を表す言葉。

「一意専心」が意志を一点にまとめる理性的な集中を指すのに対し、「精神一到」は集中しさえすれば成るという結果への確信まで含む。「一心不乱」は我を忘れるほどの没入で、静かにのめり込む様子に重心がある。「意志堅固」は集中よりも意志が揺るがないことを指す。

対義語: 意馬心猿、注意散漫

こんなシーンで使う

面接やESで、一つのことに絞って深く取り組んだ経験を語る場面に向く。聞き手には「注意が散らない人」という印象が残りやすい。ただし出典の一節は「集中すれば成らぬことはない」と言い切る強い言葉であり、うまくいかなかった経験の説明に添えると言葉と話が食い違う。成果まで出た一点集中の話に向いており、複数のことを並行してこなした話には合わない。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

精神一到の類義語は?
一意専心、一心不乱、意志堅固
精神一到はどんな場面で使いますか?
面接で聞かれたとき、ESに書くとき
精神一到の由来は?
中国・南宋の儒学者である朱熹の言行録『朱子語類』の「学二」にある「陽気発処、金石亦透、精神一到、何事不成」に由来する。陽の気が発するところでは金や石のような硬いものさえ貫き通す、精神を一点に集中させて事に当たれば成らないことはない、という趣旨の一節である。
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