座右の銘

しん

偽りやごまかしのない、ありのままの誠実さを表す一文字。何事にも真剣に、真っすぐに向き合う姿勢を重んじる価値観の象徴として座右の銘に選ばれる。

最終更新日:

この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
面接不利な事実も隠さず扱った経験を続けて語れるなら成立する
ES「誠」「信」ではなくこの字を選ぶ理由を書き添えられるなら使える
注意: 「誠」「信」と意味が近く、この字を選ぶ理由を説明できないと字面で選んだように見える。字源には定説がなく、由来を断定して語らない。

そのまま使える例文

面接

面接で「座右の銘は一文字で『真』です」と答え、実験データが想定と違ったとき、都合の悪い結果もそのまま指導教員に報告したことを続けて話した。

ESESに「『真』の一字を掲げ、アンケートの回答が少なかった事実を隠さずに書いたうえで、改善案を提出した」と書いた。
朝礼で「『真』の一字を置きます。報告は、良い話も悪い話も同じ速さで上げてください」と述べた。
書き初めに「真」と書き、今年は分からないことを分からないと言うと決めた。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。座右の銘として一文字の「真」を掲げることが、特定の人物の言葉や故事に始まるという記録は確認できない。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。座右の銘として一文字の「真」を掲げることが、特定の人物の言葉や故事に始まるという記録は確認できない。字源そのものにも定説がなく、諸説が併存している。『説文解字』は旧字「眞」を「僊人、形を變じて天に登るなり」と説き、仙人が姿を変えて天に昇るさまとする。白川静はこれを退け、「眞」を行き倒れの死者にかたどる字と見て、死者は変わることがないという含みから「変わらないもの=まこと」の意が生じたと説明する。一方で、甲骨文・金文の字形はいずれの説明とも合わないという指摘があり、もともと「めずらしい」を表す字を借りて「まこと」の意に用いたとする見方も示されている。つまり、この字が「偽りがない・ありのまま」の意で使われてきた歴史は長いものの、なぜその意になったのかは分かっていない。常用漢字では「真」、旧字体は「眞」で、日本語では「真心」「真面目」「真摯」のように、態度の偽りのなさを表す語を数多く作っている。

似た語と間違えない

偽りやごまかしのない、ありのままの誠実さを表す一文字。
偽りやごまかしがなく、まごころを尽くして人や物事に真摯に向き合う姿勢のこと。
嘘やごまかしのない誠実さを持ち、人からの信頼を大切にする姿勢を表す一文字。
真摯

「信」が言ったことと行動が食い違わないという約束の履行に重心を置くのに対し、「真」は事実をゆがめずそのまま扱う姿勢に重心がある。「誠」は偽りのなさを理念として一字で象徴する言葉で、この三字のなかでは最も広い。「真摯」は物事への向き合い方の真剣さを説明的に表す語で、一字の「真」のように理念として掲げる使い方はしない。

対義語: 虚偽、欺瞞

こんなシーンで使う

面接やESで、自分に不利な事実も隠さずに扱った経験を語る場面に向く。聞き手である面接官には「悪い報告を先に上げてくれる人」と映りやすく、これは実務では実績よりも重く見られることがある。ただし「誠」「信」と意味が近く、なぜこの字でなければならないのかを説明できないと、字面の印象で選んだように受け取られる。また字源に定説がないため、由来を語る場面では「諸説あって定まっていない」と正直に触れるほうがよく、仙人や死者にまつわる説を史実のように断定して話すのは避けたい。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

真の類義語は?
誠、信、真摯
真はどんな場面で使いますか?
面接で聞かれたとき、ESに書くとき
真の由来は?
出典は特定されていない。座右の銘として一文字の「真」を掲げることが、特定の人物の言葉や故事に始まるという記録は確認できない。
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