柔よく剛を制す(じゅうよくごうをせいす)
しなやかで弱く見えるものが、かたく強いものの勢いをうまく受け流し、最後には勝つということ。
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そのまま使える例文
主将就任の挨拶で「体格で劣る私たちは、柔よく剛を制すの精神で、力で組み合わず動きで崩す練習を重ねます」と宣言した。
深掘りに備える — 由来
中国の兵書『三略』上略にある「柔能制剛、弱能制強」に基づく。日本の辞典は、デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典・故事成語を知る辞典のいずれもこれを出典とする。
聞かれたら: 「『三略』上略「柔能制剛、弱能制強」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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中国の兵書『三略』上略にある「柔能制剛、弱能制強」に基づく。日本の辞典は、デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典・故事成語を知る辞典のいずれもこれを出典とする。維基文庫の『三略』上略の本文では、この句は「軍讖曰」、つまり古い兵書『軍讖』の引用として置かれており、続けて「柔は徳、剛は賊、弱は人が助け、強は怨みの攻める所」と説いたうえで、「此の四者を兼ねて其の宜しきを制す」と結ぶ。柔だけを推す話ではなく、柔・剛・弱・強を場に応じて使い分けよという趣旨である。なお『三略』は黄石公の作と伝えられるが、四庫全書総目提要は、張良に兵書を授けた書ではないことは明らかだとし、後漢の光武帝の詔にも同じ句が引かれていて、どちらが先かは確かめられないと記す。日本での用例は、精選版日本国語大辞典が1721年の浄瑠璃『信州川中島合戦』を挙げる。ことわざを知る辞典は、「柔術」「柔道」の語がこの句の影響を受けたといわれると述べる。
こんなシーンで使う
聞き手には、力まず状況を読んで勝ちにいく、しなやかな人物像として届く。ただし自分を「弱い側」に置く言葉なので、体格や経験で上の立場の人が使うと相手を軽く見ているように聞こえかねない。面接では「柔」が技術・姿勢・準備のどれを指すのかを一つ具体化しておくと、深掘りに耐える。柔道を連想させる語感が強いため、競技以外の場面で使うときは、何をどう受け流すのかを一言で説明すると通じる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 柔よく剛を制すはどんな場面で使いますか?
- スポーツの目標に、面接で聞かれたとき
- 柔よく剛を制すの由来は?
- 中国の兵書『三略』上略にある「柔能制剛、弱能制強」に基づく。日本の辞典は、デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典・故事成語を知る辞典のいずれもこれを出典とする。