一年の計は元旦にあり(いちねんのけいはがんたんにあり)
一年の計画は、年の初めの元日に立てるべきだということ。物事は最初が肝心で、しっかりした計画のもとで着実に進めよという意味でも使われる。
最終更新日:
そのまま使える例文
書き初めで「一年の計は元旦にあり」と書き、今年の勉強計画を紙に書き出して壁に貼った。
深掘りに備える — 由来
出典は一つに特定されていない。よく挙げられるのは、明の馮応京が著した年中行事の解説書『月令広義』で、歳令「四計」の項に「一日之計在晨、一年之計在春、一生之計在勤、一家之計在身」とあるとされる(ウィキペディアの注による)。
聞かれたら: 「出典は特定されていないに由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
由来の全文を読む
出典は一つに特定されていない。よく挙げられるのは、明の馮応京が著した年中行事の解説書『月令広義』で、歳令「四計」の項に「一日之計在晨、一年之計在春、一生之計在勤、一家之計在身」とあるとされる(ウィキペディアの注による)。一日の計は晨にあり、一年の計は春にあり、という意味である。ことわざを知る辞典は、古くは「一日の計は寅にあり、一年の計は春にあり」ということが多かったようだとし、中国に由来する表現と思われ、現代中国でも「一年之計在于春」がことわざとして使われると説明する。一部の解説は、毛利元就が長男の隆元に宛てた書状で同趣旨を述べたことが由来だとするが、辞典類では確認できなかった。日本語では「元旦」の入った形が定着し、デジタル大辞泉は「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」を同じ成句として示す。精選版日本国語大辞典は「元旦」を「春」とも言うと注記する。なお「旦」は朝・夜明けの意なので、元旦を元日全体の意味で使うのは本来は誤りだが、同じように使う人も多いとデジタル大辞泉は補説している。
似た語と間違えない
「千里の道も一歩から」が最初の一歩の小ささを、「継続は力なり」が続けることを言うのに対し、この句は始める時点で計画を立てるという、実行より設計の側に重心がある。「初心忘るべからず」が始めた時の気持ちを持ち続ける教えなのに対し、こちらは始める前の段取りを問う。同じ内容を一日の単位で言ったのが「一日の計は朝にあり」で、日・年の二段で語られることも多い。
こんなシーンで使う
年賀状、年頭の挨拶、書き初め、新年のミーティングなど、1月の場に集中して使う季節の言葉。書き初めは1月2日に行うのが昔からの慣わしなので、元日に立てた計画を翌日に筆で掲げる流れにすると、見る人には一年の見通しを持つ人に映る。2月以降に使うと遅れた印象になり、面接で使うなら立てた計画の中身と進み具合を一つ添えたい。この句が求めているのは計画を立てることで、達成の保証ではない点にも注意したい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 一年の計は元旦にありの類義語は?
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり、一年の計は春にあり
- 一年の計は元旦にありはどんな場面で使いますか?
- スピーチで使うとき
- 一年の計は元旦にありの由来は?
- 出典は一つに特定されていない。よく挙げられるのは、明の馮応京が著した年中行事の解説書『月令広義』で、歳令「四計」の項に「一日之計在晨、一年之計在春、一生之計在勤、一家之計在身」とあるとされる(ウィキペディアの注による)。