剛毅木訥ごうきぼくとつ

意志が強く飾り気がなく、口数は少ないが誠実な人柄を表す言葉。『論語』で孔子が仁に近いと評したことで知られる。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
面接雄弁でないことを実直さとして語り直せる。自称に響かない言い方で
ES読み手が語を知らない前提で、意味を一言添えると伝わる
注意: 出典では他者を評した言葉。自分で名乗ると自賛に響くため、「そうありたい」という形で述べたい。

そのまま使える例文

面接

面接で「座右の銘は剛毅木訥です。話すのは得意ではありませんが、引き受けたことは最後までやる、という意味で選びました」と答えた。

ESESに「剛毅木訥を心がけ、言葉数よりも提出物の精度で信頼を得ようとした三年間でした」と書いた。
スピーチ就任の挨拶で「剛毅木訥という言葉を借りるなら、私は雄弁ではありません。その分、決めたことは動かしません」と述べた。
寡黙だが仕事が正確な先輩を、周囲は剛毅木訥な人だと評していた。

深掘りに備える — 由来

出典: 『論語』子路第十三「剛毅木訥、近仁」

『論語』子路篇に見える孔子の言葉「剛毅木訥、仁に近し」に由来する。剛(意志が強いこと)・毅(決断してくじけないこと)・木(飾り気がなく質朴なこと)・訥(口下手で言葉数が少ないこと)という四つの資質を並べ、そうした人柄は仁——孔子が説いた最上の徳——に近い、と評した一節である。

聞かれたら: 「『論語』子路第十三「剛毅木訥、近仁」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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『論語』子路篇に見える孔子の言葉「剛毅木訥、仁に近し」に由来する。剛(意志が強いこと)・毅(決断してくじけないこと)・木(飾り気がなく質朴なこと)・訥(口下手で言葉数が少ないこと)という四つの資質を並べ、そうした人柄は仁——孔子が説いた最上の徳——に近い、と評した一節である。この評価は、同じ『論語』の学而篇・陽貨篇に置かれた「巧言令色、鮮なし仁」(言葉を飾り顔つきを取り繕う者に仁は少ない)と対をなしている。弁が立つことや如才なさではなく、飾らず口数の少ない実直さのほうを仁に近いものとして置いたところに、この語の主張がある。なお孔子は「仁に近し」と言ったのであって「仁である」とは言っていない。剛毅木訥それ自体が徳の完成なのではなく、仁へ向かう素地として評されている点は、この語を掲げるときに押さえておきたい。

似た語と間違えない

剛毅木訥意志が強く飾り気がなく、口数は少ないが誠実な人柄を表す言葉。
質実剛健飾り気がなく誠実で、心身ともに強くたくましいこと。
剛毅果断意志が強く、迷わず思い切った決断を下せる様子を表す言葉。
謹厳実直

「質実剛健」が飾り気のなさと心身の強さという気風全体を指すのに対し、「剛毅木訥」は口数の少なさ——訥——まで含めて人柄を描く点が違う。「剛毅果断」は同じ「剛毅」を含むが重心は決断の速さにあり、木訥さは含まない。「謹厳実直」はまじめさと正直さを言う語で、意志の強さの含みは薄い。

対義語: 巧言令色、軽佻浮薄

こんなシーンで使う

面接やESで、雄弁でないことを短所として詫びるのではなく、飾らない実直さとして位置づけ直したいときに使える。面接官には「話し方ではなく中身で見てほしい」という自己認識として届く。ただし出典どおりに読めばこれは他者を評した言葉なので、自分で名乗ると自賛に聞こえかねない。「そうありたい」という目標の形で述べ、口数の少なさを補う具体的な行動——記録を残す、期限を守る——とセットにすると角が立たない。読み手・聞き手が語を知らないこともあるため、意味を一言添えたい。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

剛毅木訥の類義語は?
質実剛健、剛毅果断、謹厳実直
剛毅木訥はどんな場面で使いますか?
面接で聞かれたとき、ESに書くとき
剛毅木訥の由来は?
『論語』子路篇に見える孔子の言葉「剛毅木訥、仁に近し」に由来する。剛(意志が強いこと)・毅(決断してくじけないこと)・木(飾り気がなく質朴なこと)・訥(口下手で言葉数が少ないこと)という四つの資質を並べ、そうした人柄は仁——孔子が説いた最上の徳——に近い、と評した一節である。
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