四字熟語

勤倹力行(きんけんりっこう)

仕事に励み、無駄を省いて倹約しながら、誠実に実行していくこと。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
○スピーチ年頭・就任の挨拶で、堅実な方針を短く示せる
△部活「倹」=倹約の含みが部活の文脈と結びつきにくい
注意: 「倹」の字が節約の要求と受け取られることがある。他者に向けて掲げるより、自分の姿勢として述べるほうが角が立たない。

そのまま使える例文

スピーチ

年頭の挨拶で「勤倹力行を旨として、今年も一歩ずつ進めてまいります」と述べた。

スピーチ主将就任の挨拶で「勤倹力行、地味な練習を積み重ねるチームにしたい」と語った。
新年度の全体会議で、所長が「この事業所の強みは勤倹力行の四字に尽きる。派手な施策より日々の仕事の精度を上げたい」と方針を示した。
面接面接で座右の銘を問われ、「勤倹力行です。アルバイト代を学費に充てながら、実習の準備を一日も欠かさなかった三年間がこの言葉に重なります」と答えた。
創業者は勤倹力行を家訓として掲げ、それを三代にわたって守った。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。中国古典にこの四字を一語として載せる記述は確認できない。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。中国古典にこの四字を一語として載せる記述は確認できない。よく働いて倹約する意の「勤倹」と、力を尽くして実行する意の「力行」という、独立して使われてきた二字熟語を組み合わせた表現である。うち「力行」は『中庸』第二十章の「好学は知に近く、力行は仁に近く、知恥は勇に近し」に見える語で、知ることより行うことを重んじる文脈で古くから使われてきた。日本語の用例としては、精選版日本国語大辞典が人見一太郎『第二之維新』(1893年)の、大久保利通を評した「勤倹力行自ら奉ずる頗る薄かりしが故に」を引いており、明治中期には熟した表現として通用していたことがわかる。戦後も使われ続け、四字熟語を知る辞典は開高健『夏の闇』(1971年)と田辺聖子『休暇は終った』(1976年)の用例を挙げる。読みは「きんけんりっこう」が一般的だが、精選版日本国語大辞典は「きんけんりょっこう」を見出しに立てて「りっこう」を併記し、四字熟語辞典オンラインは「りきこう」「りょくこう」も挙げる。

似た語と間違えない

勤倹力行仕事に励み、無駄を省いて倹約しながら、誠実に実行していくこと。
精励恪勤力の限りを尽くして、真面目に仕事や学業に励むこと。
奮励努力気力を奮い立たせて、力の限り努力すること。

辞典類がそろって類義に挙げるのは「精励恪勤」と「奮励努力」である。「精励恪勤」は力の限りを尽くして学業や仕事に励むことで、「恪」はつつしむ意、つまり職務に忠実な勤勉さだけを指す。「勤倹力行」はそこに倹約という金銭や資源の使い方まで含むのが違いで、家訓や経営方針として掲げられることが多い。「奮励努力」は「努力」に「奮励」を添えて強めた語で、気持ちを奮い立たせる勢いに重心があるのに対し、こちらは日々の暮らし方そのものを律する落ち着いた語感を持つ。なお、辞典類で対義語として定まった語は確認できない。

こんなシーンで使う

年頭や就任の挨拶で、堅実にやっていくという方針を短く示す場面に向く。聞き手には「派手な成果より継続と節度を重んじる」という姿勢が伝わり、組織の方針表明として収まりがよい。ただし「倹」の字が入るぶん、節約の要求が相手に向けられたと受け取られることがあるので、部下や部員に対して掲げるときは、自分の姿勢として述べるほうが角が立たない。就職の面接で個人の座右の銘として使うと、倹約の部分が学生の経験と結びつきにくく、言葉だけが浮きやすい。使うなら、学費を自分で工面した経験のように「勤」と「倹」の両方に当たる事実を先に置くと、面接官には実感のある言葉として聞こえる。読みが複数ある語なので、掲示や原稿にはふりがなを添えると聞き手に親切である。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

勤倹力行の類義語は?
精励恪勤、奮励努力
勤倹力行はどんな場面で使いますか?
部活で使うとき
勤倹力行の由来は?
出典は特定されていない。中国古典にこの四字を一語として載せる記述は確認できない。
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