刻苦勉励(こっくべんれい)
苦労を重ねながらも、学業や仕事に一心に励むこと。
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そのまま使える例文
引退式で、顧問が「三年間の刻苦勉励がこのチームを作った」と部員をねぎらった。
深掘りに備える — 由来
四字熟語としての出典は特定されていない。中国古典の特定の一節を典拠として挙げる資料は確認できず、故事に結びつける記録も見当たらない。
聞かれたら: 「四字熟語としての出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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四字熟語としての出典は特定されていない。中国古典の特定の一節を典拠として挙げる資料は確認できず、故事に結びつける記録も見当たらない。「刻苦」は身を刻むように心身を苦しめて骨を折ること、「勉励」はつとめ励むことで、意味の近い二つの熟語を重ねて強めた構成と読める。日本語での使用は近代以降にさかのぼることができ、精選版日本国語大辞典は森有礼『教育論』(1879年)の「其義を解するに至る迄刻苦勉励過多の年数を費さざれば」を早い用例として引いている。学制が整えられていく時期に、学業へ打ち込む姿勢を語る言葉として使われていたことがうかがえる。四字熟語を知る辞典は戦後の用例として、高見順『わが胸の底のここには』や幸田文『おとうと』(1957年)を挙げており、苦学して身を立てる書生の姿などを描く文脈で使われてきた。デジタル大辞泉が「勉学などに」と添えるとおり、とくに学業への努力と結びつきやすい語である。
似た語と間違えない
「粉骨砕身」は身を粉にし骨を砕くほど力の限りを尽くすことで、全力を注ぐ度合いに重心がある。「刻苦勉励」は苦しい状況に耐えながら学業や仕事に励み続ける経過を含み、とくに勉学と結びつきやすい。「粒粒辛苦」は米の一粒一粒が農民の苦労の結晶であることから、こつこつと苦労を積み重ねることを言い、成果に至るまでの地道さを語るときに向く。「彫心鏤骨」は心に彫り骨に刻むほどの苦心で、詩文や作品を練り上げる場面で使われることが多い。「刻苦精励」「精励刻苦」は「勉励」を「精励」に置き換えたほぼ同義の語で、「刻苦精進」「艱苦奮闘」も苦労に耐えて努める意で並べられる。
こんなシーンで使う
部活の総括や卒業・引退の挨拶で、長く苦しい期間を経た努力をまとめて言い表すのに向く。聞き手である部員・後輩・保護者には、結果ではなく過程を認めている言葉として伝わる。面接で使うなら、何をどれだけの期間続けたかという具体的な中身を先に示し、その締めくくりに置くと、面接官には誇張ではなく自己評価の言葉として受け取られやすい。ただし「刻苦」は身を刻むほどの苦しさを含む強い語なので、数か月の取り組みや軽い努力に使うと大げさに響く。進行中の自分の努力を語るより、他者の積み重ねをねぎらう場面や、区切りのついた期間を振り返る場面に収まりやすい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 刻苦勉励の類義語は?
- 刻苦精励、粉骨砕身、粒粒辛苦、彫心鏤骨、精励刻苦、刻苦精進、艱苦奮闘
- 刻苦勉励はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 刻苦勉励の由来は?
- 四字熟語としての出典は特定されていない。中国古典の特定の一節を典拠として挙げる資料は確認できず、故事に結びつける記録も見当たらない。