奮励努力(ふんれいどりょく)
気力を奮い立たせて、力の限り努力すること。
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そのまま使える例文
決起集会で「ここからは全員が奮励努力するしかない」と主将が言い切った。
深掘りに備える — 由来
四字熟語としての出典は特定されていない。中国古典の一節を典拠に挙げる辞典は確認できない。
聞かれたら: 「四字熟語としての出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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四字熟語としての出典は特定されていない。中国古典の一節を典拠に挙げる辞典は確認できない。「奮励」は気力を奮い起こして努め励むことで、精選版日本国語大辞典は漢籍の例として『魏志』陳留王伝を示し、日本語の用例に『大学垂加先生講義』(1679年)を引く。「努力」は目的に向けて力を尽くすこと。学研 四字熟語辞典が「努力」に「奮励」を添えて意味を強めた語と説くとおり、近い意味の二語を重ねた強調形で、デジタル大辞泉も「奮励」の用例に「奮励努力する」を挙げる。この語が広く知られる背景には、1905年(明治38年)の日本海海戦で連合艦隊が旗艦三笠に掲げたZ旗がある。デジタル大辞泉と精選版日本国語大辞典はZ旗の項で、この旗が「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」の信号文にあてられたと記す。この一文を連合艦隊参謀・秋山真之の起草とする解説は多いが、辞典類は起草者を記しておらず、別人の作とする異説もあるため、ここでは断定しない。ただしこれは語の出典ではなく、号令調の響きとともに広まった経緯である。語順を入れ替えた「努力奮励」の形も辞典に載る。
似た語と間違えない
辞典類がそろって類義に挙げるのは「精励恪勤」と「勤倹力行」である。「精励恪勤」は力の限りを尽くして学業や仕事に励むことで、「恪」はつつしむ意、つまり決められた務めを崩さず続ける真面目さを言うのに対し、「奮励努力」は自分を奮い立たせるという起動の勢いに重心がある。「勤倹力行」は勤勉さに加えて倹約という生活態度まで含む点で範囲が広く、家訓や経営方針に収まりやすい。「努力奮励」は語順を入れ替えた形で意味は同じ。四字熟語辞典オンラインは「精励勤勉」を類義に挙げるが、他の辞典では確認できない。なお、辞典類で対義語として定まった語は確認できない。
こんなシーンで使う
年頭の抱負や決起集会など、これから力を尽くすと宣言する場面に向く。聞き手には、細かい計画よりも腹をくくった姿勢のほうが伝わる。「一層奮励努力」の形は年頭挨拶や表彰状の決まり文句として通用しているので、所長や主将が全員に向けて使っても、聴衆や部員には号令として自然に受け取られる。一方、Z旗の信号文で記憶されている語でもあるため、年配の聴衆には軍国調に聞こえることがある。号令調の硬い響きを持つため、日常会話で使うと大げさに聞こえやすく、書き言葉や改まった挨拶のほうが収まりがよい。面接やESで掲げるなら、何にどれだけ力を注いだかという具体的な行動とセットにしないと、面接官には意気込みの表明だけで終わって聞こえる。送辞で先輩の姿を評する語として使うと、聴衆には相手への敬意として届く。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 奮励努力の類義語は?
- 精励恪勤、勤倹力行、努力奮励
- 奮励努力はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 奮励努力の由来は?
- 四字熟語としての出典は特定されていない。中国古典の一節を典拠に挙げる辞典は確認できない。