そのまま使える例文
面接で「記録が伸びない一年も練習量を落とさなかった堅忍不抜の姿勢が、自分の強みです」と答えた。
深掘りに備える — 由来
北宋の文人・蘇軾(そしょく、1037〜1101年)の論文『晁錯論』(鼂錯論とも書く)の一節「古之立大事者、不惟有超世之才、亦必有堅忍不抜之志」(古の大事を立つる者は、惟だ超世の才有るのみならず、亦た必ず堅忍不抜の志有り)に基づく。前漢の政治家・晁錯の失脚を論じた文章で、大きな事業を成し遂げた者は並外れた才能を持つだけでなく、必ず耐え抜いて志を曲げない心を備えていた、という趣旨である。
聞かれたら: 「蘇軾『晁錯論』に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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北宋の文人・蘇軾(そしょく、1037〜1101年)の論文『晁錯論』(鼂錯論とも書く)の一節「古之立大事者、不惟有超世之才、亦必有堅忍不抜之志」(古の大事を立つる者は、惟だ超世の才有るのみならず、亦た必ず堅忍不抜の志有り)に基づく。前漢の政治家・晁錯の失脚を論じた文章で、大きな事業を成し遂げた者は並外れた才能を持つだけでなく、必ず耐え抜いて志を曲げない心を備えていた、という趣旨である。「堅忍」は意志が堅く耐え忍ぶこと、「不抜」は堅くて抜けない、つまり確固として動じないことを指す。才能と対にして「志」の側を語った一文なので、「才より粘り」を言いたいときの根拠として引ける。日本語での早い用例として、精選版日本国語大辞典は中村正直訳『西国立志編』(1870〜71年)の「また勇気世を蓋ひ、堅忍不抜の志ある人なり」を挙げる。四字熟語を知る辞典は、柳田国男『雪国の春』(1928年)で日本人の辛抱強さを評した箇所や、檀一雄『火宅の人』(1975年)の用例も引いている。
似た語と間違えない
「不撓不屈」が外から折られようとしても屈しない強さを表すのに対し、「堅忍不抜」は自分の内側で耐え続ける忍耐に重心がある。「百折不撓」は何度失敗しても志を曲げないことで、挫折の回数を前提にする分、再挑戦の話に合う。「志操堅固」は信念や節操を守り通す意で、耐える苦しさよりも主義を変えない潔さを言う。苦しい時期を越えた経験を語るなら堅忍不抜、信念の固さを語るなら志操堅固と選び分けるとよい。
対義語: 意志薄弱、優柔不断
こんなシーンで使う
面接や部活の目標で、結果が出ない期間を耐え続けた経験を語る場面に向く。面接官には「簡単には投げ出さない人」という印象を残す。ただし「耐えた」という状態だけを語ると我慢の自慢に聞こえるため、耐えている間に何を続けていたかを添えたい。苦しい状況の途中で自称すると、示せる成果がない分だけ言葉だけが先に立ちやすい。スピーチで出典に触れるなら、「大事を成す者には才能だけでなく堅忍不抜の志がある」という蘇軾の一文を短く紹介すると、聴衆に言葉の重みが伝わる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 堅忍不抜の類義語は?
- 不撓不屈、百折不撓、堅忍持久、志操堅固、確乎不抜
- 堅忍不抜はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 堅忍不抜の由来は?
- 北宋の文人・蘇軾(そしょく、1037〜1101年)の論文『晁錯論』(鼂錯論とも書く)の一節「古之立大事者、不惟有超世之才、亦必有堅忍不抜之志」(古の大事を立つる者は、惟だ超世の才有るのみならず、亦た必ず堅忍不抜の志有り)に基づく。前漢の政治家・晁錯の失脚を論じた文章で、大きな事業を成し遂げた者は並外れた才能を持つだけで…