熟慮断行(じゅくりょだんこう)
物事をじっくりと慎重に考え抜いたうえで、決めたことは思い切って実行に移すことを表す言葉。慎重さと大胆さを両立させる姿勢を示す。
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そのまま使える例文
面接で「座右の銘は熟慮断行です。決めるまでは徹底的に調べ、決めた後は迷わないようにしています」と答えた。
深掘りに備える — 由来
この四字熟語の出典は特定されていない。中国の古典の特定の一節や、最初に用いた人物を示す記録は確認できず、成立の時期を確定できる資料も見当たらない。
聞かれたら: 「この四字熟語の出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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この四字熟語の出典は特定されていない。中国の古典の特定の一節や、最初に用いた人物を示す記録は確認できず、成立の時期を確定できる資料も見当たらない。「熟慮」(十分に考えをめぐらせること)と「断行」(反対や困難を押し切って思い切って実行すること)という二つの漢語を組み合わせた表現と考えられる。四字の形での用例としては、『精選版 日本国語大辞典』と『四字熟語を知る辞典』がともに、中村正常の小説『アミコ・テミコ・チミコ』(1930年)の、両親や祖父母が熟慮断行ののちに名前を付けたという一節を挙げている。これが最古の例という意味ではなく、いつ四字の形で定着したかは分からない。漢字ペディアは「熟」の意味として「にる」のほかに「十分に」「念入りに」を挙げており、熟慮の「熟」はこちらにあたる。「断」は決断・断定の「断」で、きっぱり決める意を持つ。時間をかける動作と断ち切る動作という方向の異なる二つを一語に並べている点がこの熟語の特徴で、慎重さと大胆さのどちらか一方ではなく、その切り替えを言い表している。
似た語と間違えない
四字熟語辞典の類で類義語として挙げられるのは「思慮分別」だが、こちらは注意深く考えて判断する力を言う語で、実行に踏み切る側面は含まない。熟慮断行の重心は、考える段階から実行する段階への切り替えにある。「深謀遠慮」は先々まで見通した計画の緻密さを、「石橋を叩いて渡る」は確かめてから進む慎重さを言う。どちらも思い切って踏み出す側面は含まない。対義語としては、深く考えずに軽々しく動く「軽挙妄動」がもっともよく挙げられる。「直情径行」も対義語とされるが、こちらは考えずに突き進む勢いを言う語で、断行の思い切りとは出どころが違う。
対義語: 軽挙妄動、直情径行
こんなシーンで使う
決断のプロセスそのものを語る場面に向く。面接官に対しては「調べもせずに動く人ではないが、決めた後に迷って止まる人でもない」という二段構えの印象を与えられる。ただし裏づけになるのは、熟慮の中身と断行した結果の両方がそろっている経験に限られる。悩んだ話だけ、あるいは勢いで決めた話だけでは語の半分しか支えられない。慎重さの側を強調しすぎると決断の遅さに聞こえるため、「いつまでに決めるか」を自分で区切った経験とセットで語ると輪郭が出る。就任や年頭の挨拶で掲げる場合、部下やチームメイトは「検討は丁寧に、決めたらぶれない」という宣言として受け取る。期限まで添えないと、単なる慎重論として聞き流されやすい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 熟慮断行の類義語は?
- 思慮分別
- 熟慮断行はどんな場面で使いますか?
- 面接で聞かれたとき
- 熟慮断行の由来は?
- この四字熟語の出典は特定されていない。中国の古典の特定の一節や、最初に用いた人物を示す記録は確認できず、成立の時期を確定できる資料も見当たらない。