自彊不息(じきょうふそく)
自分自身を励まし奮い立たせ、休むことなく努力を続けることを表す言葉。中国古典『易経』に見られる思想に由来するとされ、たゆまぬ自己研鑽の姿勢を象徴する。
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そのまま使える例文
面接で「座右の銘は自彊不息です。誰かに指示されたからではなく、自分で決めた課題を毎日続けてきました」と答えた。
深掘りに備える — 由来
「自彊不息」は中国最古の経書のひとつ『易経』の乾卦、その卦の全体像を説く「大象」に見える「天行健なり、君子もって自彊して息まず」(天の運行は健やかである。君子はこれにならい、自ら努め励んで休まない)に由来する。
聞かれたら: 「『易経』乾卦・象伝に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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「自彊不息」は中国最古の経書のひとつ『易経』の乾卦、その卦の全体像を説く「大象」に見える「天行健なり、君子もって自彊して息まず」(天の運行は健やかである。君子はこれにならい、自ら努め励んで休まない)に由来する。天体が昼夜も四季も止まることなく巡り続ける様子を人の生き方の手本とし、君子たる者は外からの働きかけを待たずに自分で自分を鼓舞し続けよ、と説いた一節である。唐の孔穎達『周易正義』もこの句を、天の運行が昼夜休まず巡って退くときがないのにならい、自ら強め勉めて止息することがない意だと注釈しており、古くから自己修養の指針として読まれてきた。なお「彊」は「強」と通用する字で、現在は「自強不息」と書かれることも多い。
似た語と間違えない
「切磋琢磨」が仲間と互いに磨き合う関係を含むのに対し、自彊不息は励ます側も励まされる側も自分ひとりである点に重心がある。「継続は力なり」が続けた結果として力がつくことを言うのに対し、自彊不息は結果ではなく、自らを鼓舞し続ける姿勢そのものを指す。
対義語: 三日坊主、自堕落
こんなシーンで使う
自ら課した努力を、誰にも管理されずに続けてきたと語る場面に向く。ESや面接の読み手・聞き手に対しては「言われてやる人ではない」という自律の印象が残りやすい。ただし読みが難しく、口頭では意味が伝わらないことがあるため、人前で使うなら「自ら励んで休まない、という『易経』の言葉です」と一言添えると聞き手が置き去りにならない。逆に、仲間と競い合って伸びた経験や環境に恵まれた経験を語る文脈では、語の焦点(自分で自分を励ます)とずれる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 自彊不息の類義語は?
- 継続は力なり、切磋琢磨、刻苦勉励
- 自彊不息はどんな場面で使いますか?
- ESに書くとき
- 自彊不息の由来は?
- 「自彊不息」は中国最古の経書のひとつ『易経』の乾卦、その卦の全体像を説く「大象」に見える「天行健なり、君子もって自彊して息まず」(天の運行は健やかである。君子はこれにならい、自ら努め励んで休まない)に由来する。