泰然自若(たいぜんじじゃく)

どんな出来事に直面しても、落ち着き払って動じない様子を表す言葉。予想外の事態やプレッシャーの中でも、冷静さを保ち続ける心の強さを表す。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
○面接落ち着いていた事実だけでなく、その場で何を判断したかまで語れるなら効く
◎スポーツの目標競り合いの場面で平常心を保つ標語として自然
注意: 態度を述べる語なので、判断や行動を続けて語らないと「黙っていただけ」に映る。自称すると落ち着きの自慢に聞こえることもある。

そのまま使える例文

面接

面接で「トラブルが起きたときこそ泰然自若でいることを心がけています」と答え、当日どう判断したかを続けて説明した。

スポーツ大会前のミーティングで、主将が「どんな展開になっても泰然自若でいこう」と声をかけた。
想定外の質問が続いても、彼女は泰然自若として答え続けた。
記録が出ない時期も泰然自若とした態度を崩さず、フォームの修正を続けた。
スピーチ送別会のスピーチで「システム障害の夜も、課長の泰然自若たる指示のおかげで全員が持ち場を離れずにすみました」と振り返った。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

この四字熟語としての出典は特定されていない。「泰然自若」の形で典拠となる原典を示す辞書は確認できず、成立の経緯を記した資料も見当たらない。

聞かれたら: 「この四字熟語としての出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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この四字熟語としての出典は特定されていない。「泰然自若」の形で典拠となる原典を示す辞書は確認できず、成立の経緯を記した資料も見当たらない。「泰然」(ゆったりと落ち着いているさま)と「自若」(事が起きても普段どおりであるさま)という、それぞれ独立して用いられてきた語を重ねた表現である。『四字熟語を知る辞典』は、「泰」は落ち着いていること、「自」はもとのまま、「若」「然」は様子を表すとして、全体を「落ち着いてもとのまま変わらない様子」と説明する。日本語の文献での使用例としては、『精選版 日本国語大辞典』が永井荷風『地獄の花』(1902年)の「どうして泰然自若とした穏かな心を保って居る事が出来やう」を挙げ、『四字熟語を知る辞典』は高見順『いやな感じ』(1960〜63年)や山口瞳『酒呑みの自己弁護』(1973年)などの例を引く。「泰然」「自若」それぞれを中国の古典に結びつける解説も見られるが、四字熟語としての「泰然自若」の典拠を示すものではない。

似た語と間違えない

泰然自若どんな出来事に直面しても、落ち着き払って動じない様子を表す言葉。
冷静沈着感情に流されず、常に落ち着いて物事に対処すること。
神色自若一大事に直面しても顔色ひとつ変えず、平然と落ち着いていること。
従容自若
余裕綽々

「冷静沈着」が判断の速さや正確さという思考の働きに重心があるのに対し、「泰然自若」は外から見た様子・態度が変わらないことを指す。「神色自若」は「神色」、つまり心の様子と顔色が変わらないことに焦点があり、表情に出ない点を言いたいときに合う。泰然自若は「泰然」を含む分、表情に限らずゆったり構えた態度全体を指す。また、動揺すべき出来事が実際に起きている場面で使われる点も押さえておきたい。

対義語: 右往左往、周章狼狽、戦々恐々

こんなシーンで使う

面接で、想定外の事態にどう対応したかを語る場面に向く。聞き手には「慌てず判断できる人」という印象を残すが、態度を述べているだけの言葉なので、実際に何をどう判断したかを続けないと「ただ黙っていた人」と受け取られかねない。他人を評する使い方は自然だが、自分の性格として言い切ると落ち着きの自慢に聞こえることがあるため、そう在ろうとしている姿勢として述べるほうが角が立たない。辞典は「泰然自若として」「泰然自若たる」の形を示しており、「泰然自若な人」とするより「泰然自若とした人」のほうが据わりがよい。送別会や表彰のスピーチで上司や先輩の人柄を称える一言としても使いやすい。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

泰然自若の類義語は?
冷静沈着、神色自若、従容自若、余裕綽々
泰然自若の由来は?
この四字熟語としての出典は特定されていない。「泰然自若」の形で典拠となる原典を示す辞書は確認できず、成立の経緯を記した資料も見当たらない。
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