四字熟語

相思相愛そうしそうあい

お互いがお互いを想い合っている、両想いの状態。「両思い」をやや改まって言うときの言い方として使われる。

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由来

この語の出典は特定されていない。照合した辞書(『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『四字熟語を知る辞典』『四字熟語辞典オンライン』)はいずれも典拠を挙げておらず、中国古典などの原典に結びつける記述は確認できなかった。語の組み立てとしては、「相」が相手という意味と互いにという意味を持ち、「相思」(相手を慕うこと)と「相愛」(相手を愛すること)という二語を重ねた形である。辞書が載せる用例も近現代の日本語文献に限られ、『精選版 日本国語大辞典』は井伏鱒二『本日休診』(1949〜50年)を、『四字熟語を知る辞典』は舟橋聖一『鴛鴦の間』(1956年)などを引く。漢字検定5級相当の易しい字だけで構成されており、古典の重みを背負った語ではない。なお、この語を中国の故事に由来すると説明する記事も見かけるが、辞書でその裏付けは取れなかった。

例文

  1. 結婚披露宴のスピーチで「学生時代から相思相愛だったお二人です」と紹介した。
  2. 二人が相思相愛であることは、周囲にはとうに知られていた。
  3. 採用の場は、企業と応募者が相思相愛になれるかを互いに確かめる場でもある。
  4. 告白する前から、たぶん相思相愛だろうとは思っていた。

類義語・対義語

辞書は「相思相愛」に類義の四字熟語を立てておらず、並ぶのは口語的な言い方としての「両思い」だけである。近いのは「情意投合」「意気投合」だが、こちらは気持ちや考えが合う相性を指し、恋愛感情に限らない。「相思相愛」は互いを慕い愛し合う関係そのものを指す点が違う。

こんなシーンで使う

結婚披露宴のスピーチや二人の紹介で、関係を改まった言い方で述べたいときに使える。聞き手には「両思い」より丁寧な印象で届く。ただし辞書が載せる用例は第三者の関係を語るものが中心で、自分について言うと自慢や冷やかしの調子が出やすい。恋愛感情のない友情や信頼関係を指して使うのは本来の意味から外れるという指摘もある(『実用日本語表現辞典』)。なお語の射程は辞書によって差があり、『精選版 日本国語大辞典』は「男女が」と限定するのに対し、『デジタル大辞泉』は限定していない。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

相思相愛の類義語は?
情意投合、意気投合、両思い
相思相愛の由来は?
この語の出典は特定されていない。照合した辞書(『精選版 日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』『四字熟語を知る辞典』『四字熟語辞典オンライン』)はいずれも典拠を挙げておらず、中国古典などの原典に結びつける記述は確認できなかった。
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