四字熟語

一心同体いっしんどうたい

二人以上の人が心を一つにし、まるで一つの体のように固く結びつくこと。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
部活何を合わせるのかを一言添えるとスローガンとして機能する
面接状態の報告で終わりやすい。自分の動きを主語にする
ES一体感ではなく、それを作った行動を書く
注意: 夫婦や上下関係に使うと、相手の考えを飲み込ませる含みが出ることがある。

そのまま使える例文

部活

部活のスローガンに「一心同体」を掲げ、主将が「まず全員が同じ絵を見られているか確かめよう」と補足した。

面接面接で「前衛と後衛が一心同体になって守り切った試合が、自分の転機でした」と具体的な場面から話した。
スピーチ送別会の挨拶で「この十年、開発と営業は一心同体でやってきました」と述べた。
スポーツ監督は試合後、「守備陣は一心同体で動けている」と語った。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。漢籍の典拠を挙げる辞典は確認できなかった。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。漢籍の典拠を挙げる辞典は確認できなかった。精選版日本国語大辞典は「一心同体」の項に、末広鉄腸『花間鶯』(一八八七〜八八年)の「夫婦は一身同躰(イッシンドウタイ)と申すでは御坐いませんか」を実例として挙げる。この用例が示すとおり、明治期には「いっしん」を「一身」と書いて、ひとまとまりになった全体・一体の意で用いることが多かったと同辞典・四字熟語を知る辞典は記す。四字熟語を知る辞典はさらに、谷崎潤一郎『卍』(一九二八〜三〇年)、円地文子『彩霧』(一九七六年)の使用例を挙げており、近代以降の日本語の中で定着した語と推定される(推定であり、成立時期を確定できる資料は確認できていない)。字義としては「心を一つにする(一心)」と「体を同じくする(同体)」という二つの二字熟語を重ねた形で、心が合っているという以上に、体まで一つだと言い切るところに強さがある。

似た語と間違えない

一心同体二人以上の人が心を一つにし、まるで一つの体のように固く結びつくこと。
異体同心
一致団結大勢の人がそれぞれの心や意見を一つにまとめ、共通の目的や困難に向けて力を合わせて協力すること。

「異体同心」が体は別々であることを前提に心の一致だけを言うのに対し、一心同体は体まで一つと言い切るぶん、結びつきの強さと引き換えに個人の輪郭が消える。「一致団結」が目的に向かって力を合わせるという行動の面を指すのに対し、一心同体は結びついている状態そのものを指し、そこから何をするかは含まない。

対義語: 同床異夢、呉越同舟

こんなシーンで使う

チームや夫婦など、複数の人がひとつの単位として動いている状態を指す語。部活やチームのスローガンに掲げると、聞き手には「全員が同じ方向を向く」という宣言として届くが、何を合わせるのか(判断の基準か、練習量か、目指す結果か)を添えないと、掛け声だけで中身がないと受け取られる。面接で「チームと一心同体でした」と述べる場合、面接官が知りたいのは一体感の有無ではなく、その状態を作るためにあなたが何をしたかなので、自分の動きを主語にして語ると通る。夫婦や上下関係に対して使うと、相手の個別の考えを飲み込ませる響きが出ることがあり、聞き手によっては引っかかりを残す。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

一心同体の類義語は?
異体同心、一致団結
一心同体はどんな場面で使いますか?
部活で使うとき
一心同体の由来は?
出典は特定されていない。漢籍の典拠を挙げる辞典は確認できなかった。
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