四字熟語

支離滅裂しりめつれつ

物事の筋道がばらばらで、まったく理屈が通っていないこと。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
面接他人や前職の評価に使うと他責に響く。自分の課題として述べるなら通る
注意: 相手の話に向けると人格否定に近い強さで届く。対象は「説明」「資料」に限りたい。

そのまま使える例文

面接

面接の練習で「緊張すると話が支離滅裂になるので、結論から言う順番を決めています」と正直に伝えた。

提出された報告書は日付も数字も食い違い、支離滅裂だった。
会議で「今の説明は支離滅裂だ」と言われ、資料の構成から作り直した。
寝不足のまま書いたメールを読み返すと、我ながら支離滅裂だった。

深掘りに備える — 由来

出典: 「支離」=『荘子』人間世篇

「支離」と「滅裂」という二つの語を組み合わせた四字熟語で、四字の形での中国古典の出典は確認できない。個々の語はいずれも『荘子』にさかのぼり、精選版日本国語大辞典・普及版字通は「支離」の典拠に『荘子』人間世篇を挙げる。

聞かれたら: 「「支離」=『荘子』人間世篇に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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「支離」と「滅裂」という二つの語を組み合わせた四字熟語で、四字の形での中国古典の出典は確認できない。個々の語はいずれも『荘子』にさかのぼり、精選版日本国語大辞典・普及版字通は「支離」の典拠に『荘子』人間世篇を挙げる。同篇には「支離疏」という、あごがへそに隠れ肩が頭より高いという異形の人物が登場し、その名から「支離」には「身体が不揃いである」という意味も派生した。「滅裂」は破れ裂けて形を失うことで、精選版日本国語大辞典は『荘子』則陽篇を引く。四字熟語としての日本語の用例は近代以降で、精選版日本国語大辞典は坪内逍遙『当世書生気質』(1885-86)の「支離滅裂と嘲りたまはず」を初出に挙げ、夏目漱石『草枕』(1906)にも「双方に気合がないから、もう画としては、支離滅裂である」と見える。

似た語と間違えない

支離滅裂物事の筋道がばらばらで、まったく理屈が通っていないこと。
四分五裂
荒唐無稽話の内容が現実離れしていて、まったく根拠がなくでたらめなこと。
乱雑無章

「荒唐無稽」が話の中身に根拠がなく現実離れしていることを指すのに対し、「支離滅裂」は中身の当否ではなく、筋道のつながりが壊れていることを指す。もっともらしい内容でも順序が崩れていれば支離滅裂であり、逆に筋は通っていても事実無根なら荒唐無稽になる。「四分五裂」は組織や勢力がばらばらに分かれる状況に使い、話や文章の乱れには用いない。

対義語: 首尾一貫、理路整然

こんなシーンで使う

相手の話や文章を「筋が通っていない」と切り捨てる語で、面と向かって使えば人格否定に近い強さで届く。会議で他人の説明に向けると、指摘の中身より言い方のきつさのほうが記憶に残るので、対象は「説明」「資料」といった成果物に絞りたい。面接で前職や他人の評価に使うと他責に聞こえるが、「緊張すると話が支離滅裂になるので結論から話す」のように自分の課題として使うなら、面接官には自己認識のある人として届く。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

支離滅裂の類義語は?
四分五裂、荒唐無稽、乱雑無章
支離滅裂の由来は?
「支離」と「滅裂」という二つの語を組み合わせた四字熟語で、四字の形での中国古典の出典は確認できない。個々の語はいずれも『荘子』にさかのぼり、精選版日本国語大辞典・普及版字通は「支離」の典拠に『荘子』人間世篇を挙げる。
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