荒唐無稽(こうとうむけい)
話の内容が現実離れしていて、まったく根拠がなくでたらめなこと。
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そのまま使える例文
事業説明会で「荒唐無稽と言われた構想ですが、三年で採算に乗せました」と切り出した。
深掘りに備える — 由来
四字の形での初出は特定されていないが、二字ずつの語はいずれも中国古典にさかのぼる。「荒唐」は『荘子』天下篇で荘周の言論を評した「謬悠の説、荒唐の言、無端崖の辞を以てす」の一句に見える。
聞かれたら: 「「荒唐」は『荘子』天下篇「謬悠之説、荒唐之言、無…に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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四字の形での初出は特定されていないが、二字ずつの語はいずれも中国古典にさかのぼる。「荒唐」は『荘子』天下篇で荘周の言論を評した「謬悠の説、荒唐の言、無端崖の辞を以てす」の一句に見える。とりとめがなく果てしのない語り口という意味で、ここでの荒唐は非難ではなく、常識の枠に収まらない荘子の文体への評価である。一方の「無稽」は『書経(尚書)』大禹謨の「無稽の言は聴くこと勿れ、詢らざるの謀は庸いること勿れ」から。「稽」はかんがえる・照らし合わせるの意で、無稽とは照合すべき根拠がないことを言う。舜が禹を戒めた言葉のなかに置かれており、こちらは明確に「聞くに値しない」という戒めである。評価の語と戒めの語が組み合わさったうえで、日本語では後者に寄って「根拠がなくでたらめ」という否定の意味に固まった。荘子側の含みは残っていないため、褒め言葉として使う余地はない。
似た語と間違えない
「奇想天外」が思いつきの意外さを面白がる語であるのに対し、「荒唐無稽」は根拠の欠如を突く否定語で、褒め言葉にはならない。「絵空事」は実現しないという見込みを言うにとどまり、話の筋が通っているかどうかは問わない。「支離滅裂」は話の内部が崩れていることを指し、荒唐無稽は話が現実と接続していないことを指す。
対義語: 理路整然
こんなシーンで使う
話や計画に根拠がないと切って捨てる語で、聞き手には「検討する価値がない」という断定として届く。会議で他人の案に向けて使うと議論そのものを打ち切る効果があるため、どこが根拠を欠くのかを具体的に添えないと、批判ではなく拒絶に見える。人前で使いやすいのは、自分の構想が「荒唐無稽と言われた」という過去形の枕として置く形で、そのあとに実際に成立させた事実を続けると、話の落差がそのまま説得力になる。空想的な作品を評するときは非難の色が薄れ、設定の突飛さを面白がる意味で使われる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 荒唐無稽の類義語は?
- 奇想天外、出鱈目、絵空事
- 荒唐無稽の由来は?
- 四字の形での初出は特定されていないが、二字ずつの語はいずれも中国古典にさかのぼる。「荒唐」は『荘子』天下篇で荘周の言論を評した「謬悠の説、荒唐の言、無端崖の辞を以てす」の一句に見える。