四字熟語

試行錯誤(しこうさくご)

いろいろな方法を試し、失敗を重ねながら、うまくいくやり方に近づいていくこと。もとは心理学で、迷路に入れた動物が餌への道を覚えていく経過などを指した。最初から正解が分からない課題に、試みと修正を繰り返して取り組む姿勢をいう。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
○ES何を試したかを具体的に書ければ、過程を重視する姿勢が伝わる
○面接失敗の数と、そこから何を変えたかをセットで語ると深掘りに耐える
注意: 「思考錯誤」は誤記。「試行」は試みに行う意で、考える意の「思考」ではない。

そのまま使える例文

ゼミの研究では仮説が三度外れましたが、条件を絞り込む試行錯誤を重ね、学内発表で評価をいただきました。

新しいレシピは、分量の試行錯誤だけで一週間かかった。
今年の目標は、完成度より試行錯誤の回数です。失敗の数を、来期の成果に変えていきます。
初めてのプログラミングは試行錯誤の連続で、エラー文を読む力が先についた。

深掘りに備える — 由来

出典: 英語 trial and error の訳語

漢籍の故事ではなく、英語 trial and error の訳語である。四字熟語を知る辞典は、元来は心理学用語で、「試行」は試みに行うこと、「錯誤」は誤りの意だと説明する。

聞かれたら: 「英語 trial and error の訳語に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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漢籍の故事ではなく、英語 trial and error の訳語である。四字熟語を知る辞典は、元来は心理学用語で、「試行」は試みに行うこと、「錯誤」は誤りの意だと説明する。学習理論としては、アメリカの心理学者ソーンダイクが1898年の『動物の知能』で示した解釈とされる(日本大百科全書)。空腹の猫を問題箱に入れると、引っかく、噛むなどさまざまな反応をするうち、たまたま仕掛けに触れて脱出に成功し、試行を重ねるほど脱出までの時間が縮む。彼はこれを「試行錯誤と偶然の成功」と呼んだという。同事典は、ケーラーのチンパンジーの研究が、見通しによって一度で解決する学習もあると示し、試行錯誤が学習の唯一の過程ではないとされた経緯も記す。日本語の実例として、精選版日本国語大辞典は中島健蔵の文章(1958〜59年)を挙げるが、いつ誰が訳したかは、確認した辞典では分からなかった。

こんなシーンで使う

ESや面接で「試行錯誤しました」の一語だけでは、何を試し何が誤りだったのかが見えず、面接官は「結局、やり方は見つかったのか」と深掘りしたくなる。試した方法を二つ三つ具体的に並べ、どれが効いたかまで言うと、失敗を隠さず述べる姿勢そのものが誠実さとして見られ、失敗を学びに変える人として聞こえる。「試行錯誤の末に成功しました」は定型句になりやすいので、回数や期間などの数字を添えて差をつけたい。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

試行錯誤の由来は?
漢籍の故事ではなく、英語 trial and error の訳語である。四字熟語を知る辞典は、元来は心理学用語で、「試行」は試みに行うこと、「錯誤」は誤りの意だと説明する。
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