二人三脚(ににんさんきゃく)
二人が歩調を合わせ、力を合わせて一つの目標に向かって進んでいくこと。もとは二人が足首を結んで走る運動会の競技名。
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そのまま使える例文
新体制の発表で「これからの一年は、主将と副主将の二人三脚でチームを動かします」と全体に説明した。
深掘りに備える — 由来
古典に出典を持つ語ではなく、出典は特定されていない。漢籍由来の四字熟語ではなく、近代日本の運動会の競技名から生まれた言葉である。
聞かれたら: 「古典に出典を持つ語ではなく、出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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古典に出典を持つ語ではなく、出典は特定されていない。漢籍由来の四字熟語ではなく、近代日本の運動会の競技名から生まれた言葉である。二人が横に並び、内側の足首を紐で結んで走る競技を、二人でありながら脚が三本に見えることから「二人三脚」と呼ぶ。英語圏の three-legged race にあたる競技で、日本では一八七四年(明治七年)に海軍兵学寮が開いた「競闘遊戯会」——日本で最初の運動会とされる催し——の種目として、「蛺蝶趁花(ちょうちょうはなをおう)」という雅名で行われた記録がある。一八七八年の札幌農学校の運動会では、すでに定着した種目として組み込まれていた。競技名が先にあり、そこから「息を合わせて二人で一つの事をやり遂げる」という比喩に転じたもので、比喩としての用例は精選版日本国語大辞典が水上勉『金閣炎上』(一九七九年)などを挙げる。誰が最初に比喩として使ったかは特定されていない。
似た語と間違えない
「一心同体」が二人の心が一つになって別の個ではなくなる状態を言うのに対し、この語は二人が別々の人間のまま歩調だけを合わせる形を指す。相手と息が合わない苦労まで含意できるのがこの語の側で、「一心同体」にはその含みがない。「異体同心」は体は別でも心は同じという結びつきの強さを言い、進み方の話ではない点が違う。
対義語: 同床異夢、独立独歩
こんなシーンで使う
部活やチームで、二人一組の関係を紹介する場面に向く。聞き手には「相手の働きを自分の手柄にしない人」と映るため、共同でやった仕事を語るときに相手を立てる言い方として使いやすい。ただし三人以上を指して使うと競技名としての意味と食い違い、字面の説明を求められたときに答えにくくなる。また、対等な二人を前提とする言葉なので、上司と部下や指導者と選手のように立場の差が明らかな関係に使うと、聞き手によっては相手を軽んじたように受け取られることがある。座右の銘として一人で掲げる語ではなく、特定の相手との関係を説明する語である。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 二人三脚の類義語は?
- 一心同体、異体同心、協力一致
- 二人三脚はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 二人三脚の由来は?
- 古典に出典を持つ語ではなく、出典は特定されていない。漢籍由来の四字熟語ではなく、近代日本の運動会の競技名から生まれた言葉である。