そのまま使える例文
部活動の後輩に「同期と切磋琢磨しながら成長してほしい」と声をかけた。
深掘りに備える — 由来
「切磋琢磨」は中国最古の詩集『詩経』衛風・淇奥篇に由来する。衛の君主・武公の人徳を称えた詩の中で、骨や角を「切」り「磋」き、玉や石を「琢」ち「磨」くという、器物を仕上げる四つの工程の描写を通して、絶えず努力を重ねて人格を磨き上げる様子がたとえられている。
聞かれたら: 「『詩経』衛風・淇奥に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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「切磋琢磨」は中国最古の詩集『詩経』衛風・淇奥篇に由来する。衛の君主・武公の人徳を称えた詩の中で、骨や角を「切」り「磋」き、玉や石を「琢」ち「磨」くという、器物を仕上げる四つの工程の描写を通して、絶えず努力を重ねて人格を磨き上げる様子がたとえられている。この詩句は『論語』学而篇第十五章でも引用されている。弟子の子貢が「貧しくてもへつらわず、富んでも驕らない人物はどうでしょうか」と孔子に問うと、孔子は「貧しくても道を楽しみ、富んでも礼を好む人物には及ばない」と答えた。子貢がそれを聞いて『詩経』の「切するが如く磋するが如く、琢するが如く磨するが如し」を引き合いに出すと、孔子は「賜(子貢の名)よ、お前とはようやく詩を語り合えるようになった」と評価したという。現在は仲間同士が互いに励まし合い競い合いながら共に向上していく様子を表す言葉として使われる。
似た語と間違えない
「刻苦勉励」が苦労を重ねて一人で努力する姿を表すのに対し、「切磋琢磨」は仲間同士が互いに刺激し合いながら共に成長するという相互性に重心がある。「研鑽」は学問や技術を深める個人の営みを指すことが多く、切磋琢磨のような対人関係のニュアンスは薄い。
対義語: 特筆すべき対義語は確認されていない
こんなシーンで使う
部活動やゼミ、資格の勉強仲間など、対等な立場の相手と共に高め合った経験を語るときに使いやすい言葉で、面接やESで協調性や向上心を伝えたい場面にも向く。ライバル関係であっても互いを尊重し合う前向きな競争であることが前提のため、足を引っ張り合うような対立や一方的に相手を打ち負かす場面には使わない。個人の努力だけを語るときよりも、複数人での取り組みを説明するときに自然な言葉である。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 切磋琢磨の類義語は?
- 研鑽、刻苦勉励
- 切磋琢磨はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 切磋琢磨の由来は?
- 「切磋琢磨」は中国最古の詩集『詩経』衛風・淇奥篇に由来する。衛の君主・武公の人徳を称えた詩の中で、骨や角を「切」り「磋」き、玉や石を「琢」ち「磨」くという、器物を仕上げる四つの工程の描写を通して、絶えず努力を重ねて人格を磨き上げる様子がたとえられている。