捲土重来(けんどちょうらい)
一度敗れたり失敗したりした者が、勢いを盛り返して再び挑むこと。
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そのまま使える例文
決勝で敗れた翌日、主将は「来年こそ捲土重来だ」と部員の前で宣言した。
深掘りに備える — 由来
唐の詩人・杜牧(803〜853)の七言絶句「題烏江亭」(烏江亭に題す)の結句「捲土重来未だ知る可からず」に由来する。烏江は、秦末の楚漢の争いで劉邦に敗れた項羽が自刎したとされる地で、杜牧はその古跡を訪れてこの詩を詠んだ。
聞かれたら: 「杜牧「題烏江亭」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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唐の詩人・杜牧(803〜853)の七言絶句「題烏江亭」(烏江亭に題す)の結句「捲土重来未だ知る可からず」に由来する。烏江は、秦末の楚漢の争いで劉邦に敗れた項羽が自刎したとされる地で、杜牧はその古跡を訪れてこの詩を詠んだ。「勝敗は兵家も事期せず」(勝敗は戦の専門家にも読み切れない)と起こし、恥を忍んで江東へ渡り、才ある若者たちとともに態勢を立て直していれば、土煙を巻き上げて再び攻め上る目もあったのではないか、と項羽が早々に命を絶ったことを惜しむ内容である。「捲土」は土を巻き上げるほどの勢い、「重来」は再びやって来ること。原詩では「巻土重来」と書かれ、日本では「捲土重来」の表記が定着した。読みは「けんどちょうらい」「けんどじゅうらい」の両方が行われている。
似た語と間違えない
「起死回生」は絶望的な局面を一手でひっくり返すことを指し、まだ勝負の最中に使う。「捲土重来」は負けが確定したあとに時間をおいて態勢を立て直す点が違い、次の機会に向けた宣言に向く。また「七転八起」が何度も立ち上がる繰り返しを表すのに対し、捲土重来は「次の一戦で巻き返す」という一回の反攻に焦点がある。
対義語: 一蹶不振、再起不能
こんなシーンで使う
敗戦の直後や、不合格・落選のあとに再挑戦を宣言する場面に向く。聞き手である部員や同僚には「負けを認めたうえで次に向かっている」と伝わるため、悔しさを引きずった言い訳には聞こえにくい。ただし由来が敗者の最期の地を詠んだ詩であるとおり、想定されているのは一度きちんと敗れたあとの反攻で、まだ勝負がついていない段階で使うと状況とずれる。読み方が二通りあるので、スピーチで使うなら読みを添えるか、書いて示す場面を選ぶと聞き手が迷わない。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 捲土重来の類義語は?
- 起死回生、回生起死
- 捲土重来はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 捲土重来の由来は?
- 唐の詩人・杜牧(803〜853)の七言絶句「題烏江亭」(烏江亭に題す)の結句「捲土重来未だ知る可からず」に由来する。烏江は、秦末の楚漢の争いで劉邦に敗れた項羽が自刎したとされる地で、杜牧はその古跡を訪れてこの詩を詠んだ。