一生懸命(いっしょうけんめい)
命がけで、あるいは全力で物事にあたること。ひたむきに力を尽くすさまをいい、日常では「一生懸命に勉強する」のように、ひたすら頑張る意味で広く使う。
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そのまま使える例文
春の大会に向けて、部員全員が一生懸命やり切ることを、今日ここで誓います。
深掘りに備える — 由来
もとの形は「一所懸命」で、中世の武士が、一か所の領地を命をかけて守り、生活の頼みとしたことをいう。その土地は「一所懸命の地」と呼ばれ、四字熟語を知る辞典はこれを、主君に奉公するうえで命を懸けて守るべき所領と説明する。
聞かれたら: 「「一所懸命」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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もとの形は「一所懸命」で、中世の武士が、一か所の領地を命をかけて守り、生活の頼みとしたことをいう。その土地は「一所懸命の地」と呼ばれ、四字熟語を知る辞典はこれを、主君に奉公するうえで命を懸けて守るべき所領と説明する。精選版日本国語大辞典は、『古事談』(1212〜15年頃)の用例を挙げる。近世に入ると、所領を守る意味は薄れ、命がけで必死にことにあたるという意味だけが残った。同辞典は、そのなかで所領の観念が忘れられ、音の似た「一所」と「一生」が混用されて「一生懸命」の形になったと考えられるとし、「一生」が「生涯に一度しかないほど重大な」という方向へ傾いたことも要因に挙げる。「一生懸命」の実例は浄瑠璃(1727年・1734年)に見え、引くに引けない瀬戸際の意味でも使われた。現在は「一生懸命」が主流だが、「一所懸命」も辞書に載る形で、どちらも命がけでことにあたる意とされる。
似た語と間違えない
「一心不乱」が雑念を払って一つに集中する静かな没頭を表すのに対し、一生懸命は力を尽くす量とひたむきさを指し、集中の質までは問わない。「全身全霊」や「不惜身命」は同じ全力でも覚悟の重さが違い、後者は仏教語由来で命さえ惜しまないという強い言い方になる。日常語の一生懸命は、その重さをほとんど失っている。「一所懸命」と書いても誤りではないが、現在の読み手には誤字と受け取られることがある。
こんなシーンで使う
「一生懸命やります」は誰でも口にできる分、面接官や聴衆には何を、が聞き取れず、熱意はあっても記憶に残りにくい。ESや面接では、何を、どれだけ、どう変えたかを先に述べ、この語は感情を添える程度にとどめると、真面目さが信頼に変わる。運動会や合唱のように結果より姿勢を称える場では、「一生懸命だった」は素直な評価として届く。スピーチで使うなら、頑張った中身を一言添えるだけで、定型句から自分の言葉に変わる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 一生懸命の類義語は?
- 一心不乱、必死、全力
- 一生懸命はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 一生懸命の由来は?
- もとの形は「一所懸命」で、中世の武士が、一か所の領地を命をかけて守り、生活の頼みとしたことをいう。その土地は「一所懸命の地」と呼ばれ、四字熟語を知る辞典はこれを、主君に奉公するうえで命を懸けて守るべき所領と説明する。