四字熟語

一攫千金(いっかくせんきん)

一度に大金を手に入れるような、大きな幸運や成功のたとえ。一度に、しかもたやすく大きな利益を得るという含みで使う。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
△面接志向として掲げると射幸心に見える。「〜を狙うより地道に」と否定形なら通る
△ES肯定形で書くと堅実さの評価をむしろ下げる
注意: 射幸心の語。肯定形で自分の志向として掲げると、面接・ESではまず不利に働く。

そのまま使える例文

新年の抱負として「一攫千金を狙うのではなく、毎月の積み重ねで資産を作る」と宣言した。

面接面接で「一攫千金型の成功より、地道に信頼を積む仕事がしたいです」と話した。
一攫千金を夢見て手を出した投資で、生活費まで削ることになった。
事業計画に一攫千金の匂いがすると、出資者はかえって慎重になる。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。特定の故事や中国古典に結びつける記述は主要な辞典類に見当たらず、台湾教育部の『成語典』『重編国語辞典』や漢典にも収録がないため、日本で成立した四字熟語とみられる。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。特定の故事や中国古典に結びつける記述は主要な辞典類に見当たらず、台湾教育部の『成語典』『重編国語辞典』や漢典にも収録がないため、日本で成立した四字熟語とみられる。「一攫」はひとつかみ、「千金」は大金の意で、四字熟語を知る辞典も「一攫」の字義を「ひとつかみ」と説く。「攫」は手でつかみ取る意の字だが常用漢字ではなく、デジタル大辞泉は「一獲千金」とも当てて書くと注記する。毎日新聞校閲センターの調査によれば、新聞の「一獲千金」表記は1956年の毎日用語集に載る戦後の漢字制限に対応した書き換えで、辞典によって「とも書く」(大辞泉・大辞林)、「代用表記」(新明解・岩波)、「誤用」(現代国語例解辞典)と扱いが分かれる。精選版日本国語大辞典が挙げる初出用例は坪内逍遙『内地雑居未来之夢』(1886)の「一攫千金の期とは即ち是也」で、四字熟語を知る辞典は島崎藤村『家』(1910〜11)の「一攫千金を夢みる株屋じゃないか」と大岡昇平『父』(1951)の用例を引く。明治期に定着した語であることがうかがえる。

似た語と間違えない

一攫千金一度に大金を手に入れるような、大きな幸運や成功のたとえ。
一攫万金

辞典が類義語として挙げるのは「一攫万金」(四字熟語を知る辞典・四字熟語辞典オンライン)で、千金を万金に替えただけの同義語である。デジタル大辞泉の類語欄は「濡れ手で粟」「海老で鯛を釣る」「一山当てる」を並べる。「濡れ手で粟」が労せず利益を得るという楽さに重心があるのに対し、「一攫千金」は一度に得る額の大きさに重心がある。「棚から牡丹餅」は自分から動かずに幸運が転がり込むことで、一攫千金のように狙いにいく含みはなく、両者を類語として結びつける辞典も見当たらない。対義語を立てる辞典はないが、小を積んで大を成す「積小為大」や、こつこつ苦労を重ねる「粒粒辛苦」が意味上の対照になる。

こんなシーンで使う

「楽をして大金を得る」という含みが強く、聞き手には射幸心を表す語として届く。面接やESで自分の志向として掲げるとまず不利に働き、逆に「一攫千金を狙うより地道に」と否定形で使えば堅実さの表明になる。事業計画や勧誘の場面で口にすると、期待を煽る言葉ではなく警戒のサインとして受け取られることが多い。座右の銘には向かない。書くときは「一攫千金」が辞典の主見出しで、新聞・放送では「一獲千金」が使われる。どちらで書いても誤りとは言えないが、読み手の媒体に合わせたい。字面の似た「一擲千金」(いってきせんきん)は大金を惜しまず使うことで、読みも意味も別の語である。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

一攫千金の類義語は?
一攫万金
一攫千金の由来は?
出典は特定されていない。特定の故事や中国古典に結びつける記述は主要な辞典類に見当たらず、台湾教育部の『成語典』『重編国語辞典』や漢典にも収録がないため、日本で成立した四字熟語とみられる。
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