一日一善(いちにちいちぜん)
一日に一つ、人のためになる善い行いをすることを心掛ける生き方や考え方。大きな善行でなくても、日々の小さな親切を積み重ねることを大切にする教え。
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そのまま使える例文
座右の銘を聞かれて「一日一善を心掛けています」と答え、日々の小さな親切を積み重ねる姿勢を伝える。
深掘りに備える — 由来
「一日一善」は特定の一人の発言や中国古典の故事に由来する言葉ではなく、近代以降に定着した表現とされる。精選版日本国語大辞典で確認できる比較的早い用例は、佐々木邦『苦心の学友』(1930年)にある「一日一善を実行してゐる」という一節である。
聞かれたら: 「精選版日本国語大辞典に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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「一日一善」は特定の一人の発言や中国古典の故事に由来する言葉ではなく、近代以降に定着した表現とされる。精選版日本国語大辞典で確認できる比較的早い用例は、佐々木邦『苦心の学友』(1930年)にある「一日一善を実行してゐる」という一節である。ボーイスカウトの創始者ベーデン=パウエルが説いた「日々の善行(Do a good turn daily)」の訳語として広まったという説も一部で語られるが、日本ボーイスカウト連盟自身は「一日一善」ではなく「日日の善行」という独自の言い方をスローガンとして掲げており、両者を直接結びつける確証は得られなかった。昭和後期には日本船舶振興会のテレビCMを通じて広く社会に浸透したことが知られている。
似た語と間違えない
積善はやや文語的で、善行の積み重ねそのものを一般的に指す言葉であるのに対し、一日一善は「一日に一つ」という具体的な頻度・習慣性を含む点で日常の実践に結びつきやすい。陰徳を積むは人に知られないように善行を行うという「隠れて行う」ニュアンスが強く、一日一善のように人前で語る座右の銘としてはやや性質が異なる。
対義語: 悪行三昧
こんなシーンで使う
大きな実績よりも、日々の小さな親切の積み重ねを大切にする人柄を伝えたい場面に向き、面接や自己紹介で温かみのある印象を与えたいときに使いやすい。数字で示せる成果や実績を強調したい場面ではやや弱く響くため、思いやりや人柄の柔らかさを伝えたいときに絞って使うとよい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 一日一善の類義語は?
- 積善、陰徳を積む
- 一日一善の由来は?
- 「一日一善」は特定の一人の発言や中国古典の故事に由来する言葉ではなく、近代以降に定着した表現とされる。精選版日本国語大辞典で確認できる比較的早い用例は、佐々木邦『苦心の学友』(1930年)にある「一日一善を実行してゐる」という一節である。