一念発起(いちねんほっき)
あることをやり遂げようと、心を強く決意して新たに取り組み始めることを表す言葉。それまでの生活や考えを改め、決意を新たにする場面で使われる。
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そのまま使える例文
面接で「一念発起して独学でプログラミングを学び始めたことが、この職種を志望する出発点になりました」と答えた。
深掘りに備える — 由来
「一念発起」はもと仏教語で、『四字熟語を知る辞典』は「一念発起菩提心」(一念に菩提心を発起する)の略とする。「一念」は一つの思い、「発起」は心を起こすことを指し、仏教では迷いを断って悟りを求める心が起こることを意味した。
聞かれたら: 「『歎異抄』第十四条に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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「一念発起」はもと仏教語で、『四字熟語を知る辞典』は「一念発起菩提心」(一念に菩提心を発起する)の略とする。「一念」は一つの思い、「発起」は心を起こすことを指し、仏教では迷いを断って悟りを求める心が起こることを意味した。用例としては、鎌倉時代後期に成立した『歎異抄』第十四条に「弥陀の光明にてらされまゐらするゆへに、一念発起するとき」と見える。ここでの一念発起は阿弥陀仏の本願を信じる心がはじめて起こる瞬間を指しており、浄土真宗では「いちねんぽっき」とも読む。江戸時代の浄瑠璃『五十年忌歌念仏』(1707年)には「勘十郎一念ほっきして」とあり、この頃には宗教的な回心の意味から、それまでの生き方を改めて何かを始めるという一般的な用法へ広がっていったとみられる。
似た語と間違えない
「心機一転」が気持ちが切り替わったという心の状態そのものに重心があるのに対し、「一念発起」は切り替わった結果として何かを始めたという行動の起点に焦点がある。「奮励努力」が努力を続けている様子を表すのに対し、一念発起が指すのは始まりの一点で、その後どれだけ続いたかまでは含意しない。
対義語: 三日坊主、優柔不断
こんなシーンで使う
面接やESで、行動を起こしたきっかけを一語で示したいときに向く。聞き手である面接官は「何をきっかけに、何を始め、どこまで続けたか」を追って聞くため、決意した瞬間だけを語ると中身が薄く映る。決意のあと実際に何をどれだけ続けたかまでをセットで話すと、行動力の裏づけとして機能する。もとは仏教の回心を指す語であるため、日常の小さな用事に使うと大げさに響くことがある。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 一念発起の類義語は?
- 心機一転、奮励努力
- 一念発起はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 一念発起の由来は?
- 「一念発起」はもと仏教語で、『四字熟語を知る辞典』は「一念発起菩提心」(一念に菩提心を発起する)の略とする。「一念」は一つの思い、「発起」は心を起こすことを指し、仏教では迷いを断って悟りを求める心が起こることを意味した。