不屈(ふくつ)
どんな困難や圧力にあっても意志を曲げず、くじけないこと。「屈」は身をかがめて従うことを表す字で、それを打ち消して「屈しない」と読む。単独よりも「不屈の精神」「不屈の闘志」のように後ろに名詞を続ける形で使われることが多い。
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そのまま使える例文
部の年間目標を「不屈」の二字に決め、色紙の下に「点差が開いても声を落とさない」という具体的な行動を書き添えて掲示した。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。この二字が特定の故事や人物の言葉から生まれたことを示す資料は確認できない。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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出典は特定されていない。この二字が特定の故事や人物の言葉から生まれたことを示す資料は確認できない。ただし語としては漢籍にさかのぼり、精選版日本国語大辞典は「不屈」の項に『晉書』王長文伝の用例を挙げる。「屈」はもともと身をかがめる・折れ従うことを表す字で、それを「不」で打ち消したのがこの語である。日本語の文献での早い実例として同辞典が挙げるのは国木田独歩『わかれ』(1898年)の「渠が不屈(フクツ)の性と天稟の才とを以てしては」で、明治期には人物評の語として通用していたことが分かる。四字熟語「不撓不屈」の後半にあたる語としても知られ、そちらは『漢書』叙伝下が前漢の王商(楽昌侯)を「楽昌篤実、不撓不屈」と評した一節に由来する。ただし二字の「不屈」と四字熟語のどちらが先かを示す資料は確認できなかった。二字で掲げるときは、特定の故事を背負った語としてではなく、「屈しない」という否定形そのものが持つ強さを掲げていると捉えるのが正確である。
似た語と間違えない
四字の「不撓不屈」が語調を整えた成語であるのに対し、二字の「不屈」は文中に組み込みやすく、「不屈の精神」のように後ろに名詞を続ける形で使われる。「剛毅」がもともと備わった気性の強さを指すのに対し、「不屈」は外から加わる圧力に折れなかったという結果の側を言う。「気概」がこれから立ち向かおうとする意気込みを指すのに対し、不屈は耐え抜いた持続のほうに重心がある。
対義語: 屈服、挫折
こんなシーンで使う
部活やチームの目標、書き初めのように短い言葉を掲げる場面に向く。二字で読みやすく、チームメイトや聴衆には「粘り強い」という印象がまっすぐ届く。ただし「不屈」は屈しなかったという結果まで含む語なので、まだ何も耐えていない段階で掲げると威勢のよさだけが目立つ。面接やESで使うなら、何に屈しそうになり、そこでどう続けたのかという具体をセットで話したい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 不屈の類義語は?
- 不撓不屈、百折不撓、堅忍不抜
- 不屈の由来は?
- 出典は特定されていない。この二字が特定の故事や人物の言葉から生まれたことを示す資料は確認できない。