猪突猛進(ちょとつもうしん)
周囲を顧みず、目標に向かって一心にまっすぐ突き進むことを表す言葉。勢いや行動力の強さを表す一方、慎重さに欠ける様子を指して使われることもある。
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そのまま使える例文
新チームの始動にあたって「今年は猪突猛進でいく」と目標を掲げた。
深掘りに備える — 由来
一つの原典に遡る成語ではなく、「猪突」と「猛進」という別々の語が組み合わされた表現とされる。「猪突」は『漢書』食貨志に見える「豬突豨勇」に由来する。
聞かれたら: 「『漢書』食貨志に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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一つの原典に遡る成語ではなく、「猪突」と「猛進」という別々の語が組み合わされた表現とされる。「猪突」は『漢書』食貨志に見える「豬突豨勇」に由来する。前漢末の王莽が、囚人や奴隷などを集めて編成した軍勢に付けた名で、猪のように突進する勇猛な部隊という意味合いだった。「猛進」については、仏典『無量寿経』の「勇猛精進」に由来するという説明が『成語大辞苑』にある(国立国会図書館レファレンス協同データベースの回答による)。四字熟語として組み合わされた形がいつ成立したかを示す資料は確認できていない。なお「猪突」の元となった語は部隊の名であって、後先を考えないという現在の含みは、日本語で使われるなかで加わったものと考えられる。
似た語と間違えない
「一意専心」が一つのことに集中する心の向け方を指すのに対し、「猪突猛進」は速度と勢いに焦点があり、周囲を顧みない含みを伴う。「直情径行」が感情のままに行動する性格を指すのに対し、こちらは目標そのものは定まっており、そこへの進み方が一直線だという点が違う。
対義語: 熟慮断行、石橋を叩いて渡る
こんなシーンで使う
部活やチームの標語として、迷わず攻めるという方針を短く示すのには向く。ただしこの語には「周囲が見えていない」「後先を考えない」という否定的な含みが最初から入っている。面接やESで自分の長所として掲げると、面接官には慎重さや協調性を欠く人に見えるおそれがあるため、使うなら短所や課題として挙げ、どう補っているかまで語る形が安全である。他人を評する言葉として口にすると、褒めたつもりでも批判に聞こえることがある。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 猪突猛進の類義語は?
- 一意専心、一直線、直情径行
- 猪突猛進はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 猪突猛進の由来は?
- 一つの原典に遡る成語ではなく、「猪突」と「猛進」という別々の語が組み合わされた表現とされる。「猪突」は『漢書』食貨志に見える「豬突豨勇」に由来する。