心技体(しんぎたい)
精神力(心)・技術(技)・体力(体)の三つを合わせた言い方。スポーツや武道で、この三つが揃って充実してはじめて力が出るという考えを表す。
最終更新日:
そのまま使える例文
面接で「心技体のうち、本番で崩れるのはいつも心でした。それ以来、試合前の手順を決めて臨んでいます」と答えた。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。提唱者と成立時期も、辞典類では確認できなかった。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
由来の全文を読む
出典は特定されていない。提唱者と成立時期も、辞典類では確認できなかった。デジタル大辞泉は「スポーツ界でよく使う」と語義を示すにとどまる。国立国会図書館のレファレンス協同データベースの事例によると、『相撲大事典』は「心・気・体」の項で「心を修め、気を養い、体を整う」という教訓とし、同項に心・技・体と使う場合もあると併記する。『大相撲の事典』は「心技体」を、こころ・わざ・からだの三位一体の充実があってはじめて立派な力士になれるという古くからの金言とする。『柔道大事典』は「心・気・体」を柔術用語とし、事例は「心気体」のほうが古いとまとめる。「技」に置き換わった形と考える余地はあるが、いつ誰が改めたかを示す資料は見つからなかった。一部の解説は明治末の柔術書や戦後の力士の著書を起点に挙げるが、原典で語を確かめられていないため、ここでは採らない。
似た語と間違えない
「心気体」は柔術用語として古くから言われる形で、気は気力や気の働きを指す。心技体は気を技に替え、技術を磨く要素を明示した形で、競技の稽古になじむ。「文武両道」は学問と武芸の両立で、学業と部活という生活全体の話であるのに対し、心技体は一つの競技や仕事の中の構成要素を言う。「精神一到」は心の集中が事を成すという一点を説く語で、技や体は含まない。
こんなシーンで使う
スポーツ経験者には説明のいらない言葉で、監督やチームメイトには標語として聞き慣れており、掲げただけでは何も新しく伝わらない。面接官には部活経験の定番と映りやすいので、三つのうち自分にとって難しかったのはどれか、どう手を打ったかを一つ話せると並べただけの言葉から抜け出せる。監督が選手に「心技体が足りない」と欠けた点を指摘する場面でも使われる語なので、掲げる側が口にするときは、足りない一つを自覚していることまで示すと誠実に聞こえる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 心技体の類義語は?
- 心気体
- 心技体はどんな場面で使いますか?
- スポーツの目標に
- 心技体の由来は?
- 出典は特定されていない。提唱者と成立時期も、辞典類では確認できなかった。