勇往邁進(ゆうおうまいしん)

恐れやためらいを一切捨て、目標や目的に向かってひたすらまっすぐに突き進んでいくことを表す言葉。困難や障害があっても後戻りせず、勇気を持って前進し続ける力強い姿勢を指す言葉として使われる。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
◎面接今後の抱負として、迷いを断ち切って前進する意志を印象づけられる
◎ES抱負・意気込みを語る文脈に向く
○スピーチ決意表明の場面でも使える
注意: 慎重な判断や計画性をアピールしたい場面では、無鉄砲な印象を与えかねない。

そのまま使える例文

面接

面接の最後に、「入社後は勇往邁進の精神で新しい業務に挑戦したいです」と抱負を述べた。

新規プロジェクトの立ち上げにあたり、チーム全員で勇往邁進する方針を確認した。
スピーチ卒業式のスピーチで、「これからも勇往邁進の気持ちを忘れずに歩んでいきます」と述べた。
彼は迷いを振り切り、勇往邁進の気持ちで新しい仕事に飛び込んだ。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典・『四字熟語を知る辞典』のいずれも、特定の古典や故事を典拠として挙げていない。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典・『四字熟語を知る辞典』のいずれも、特定の古典や故事を典拠として挙げていない。語の成り立ちは「勇往」と「邁進」という二つの熟語の組み合わせで、『四字熟語を知る辞典』は「勇往」をためらわずに進むこと・ひたすら進むこと、「邁進」を勢いよく進むことと説明している。「勇往」自体は古くからある語で、精選版日本国語大辞典は室町時代の『峨眉鴉臭集』(1415年頃)の例を挙げている。四字熟語「勇往邁進」について精選版日本国語大辞典が挙げる最も早い例は、1903年(明治36年)8月10日の『東京朝日新聞』の「日本は勇往邁進せざるべからず」で、日本の進むべき姿を述べる文脈で使われている。その後も太宰治『正義と微笑』(1942年)や開高健『青い月曜日』(1965〜67年)に用例が見え、近代の書き言葉の中で定着した語と考えられる。

似た語と間違えない

勇往邁進恐れやためらいを一切捨て、目標や目的に向かってひたすらまっすぐに突き進んでいくことを表す言葉。
勇往猛進
直往邁進
猪突猛進周囲を顧みず、目標に向かって一心にまっすぐ突き進むことを表す言葉。

辞典が類義として挙げるのは「勇往猛進」「直往邁進」「猪突猛進」である。勇往猛進と直往邁進はほぼ同じ意味で、直往邁進は「直往」の字面のとおり、わき目もふらずまっすぐ進むことに重心がある。猪突猛進も類義として並ぶが、デジタル大辞泉は「周囲の人のことや状況を考えずに」、精選版日本国語大辞典は「向こう見ずに」突き進むことと説明しており、無思慮さの含みを持つ。デジタル大辞泉の勇往邁進の例文が「全国制覇をめざして」であるように、勇往邁進は目標を掲げて前進する姿を肯定的に語る語で、自分の姿勢を述べるならこちらが向く。

こんなシーンで使う

面接やES、スピーチで今後の抱負・意気込みを語る場面に向き、聞き手には迷いを断ち切って前進する強い意志が伝わる。一方で、抱負として宣言するだけでは面接官に「具体的に何をしたのか」と問われやすい。目標を定めて進み続けた経験と、その途中で方向を確かめた場面をセットで語ると、向こう見ずな突進ではなく目標に向けた前進だと伝わる。恐れず突き進むという意味合いが強いため、慎重な判断や計画性をアピールしたい場面で使うと、無鉄砲な印象を与えかねない点には注意したい。号令やスローガンの調子を帯びやすい語なので、スピーチでは自分の具体的な目標に結びつけると空疎に聞こえにくい。「邁」は漢検1級相当の字とされ、読めない聞き手もいる。スピーチでは読みを添えるか、「ためらわず前へ進む」と言い換えを続けると一度で伝わる。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

勇往邁進の類義語は?
勇往猛進、直往邁進、猪突猛進
勇往邁進の由来は?
出典は特定されていない。デジタル大辞泉・精選版日本国語大辞典・『四字熟語を知る辞典』のいずれも、特定の古典や故事を典拠として挙げていない。
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