勇猛果敢(ゆうもうかかん)

恐れずに思いきって実行すること。勇ましく、決断力をもって物事に当たる様子。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
◎スポーツの目標攻めの姿勢と恐れない気持ちを、短く力強く掲げられる
△面接勇ましさが先に立つので、踏み込みの根拠となる判断を添える必要がある
注意: 『漢書』の原文は称賛ではなく糾弾の文脈。現代の肯定的な意味とは重なりが小さい。

そのまま使える例文

スピーチ

新入部員代表の挨拶で「先輩方に勇猛果敢に挑み、一年でレギュラーを勝ち取ります」と宣言した。

面接面接で「失敗を恐れず勇猛果敢に新しい企画へ手を挙げてきた」と話し、実際に提案した企画の結果を続けて説明した。
後半は勇猛果敢な攻めで流れを変え、十分間で二点を奪って逆転した。
書き初めに「勇猛果敢」と書いて机の前に貼り、苦手な科目の問題集に毎日取り組むと決めた。
消防団の表彰式で、増水した川に勇猛果敢に飛び込んで子どもを救った団員の行動が紹介された。

深掘りに備える — 由来

出典: 『漢書』翟方進伝「過絶於人、勇猛果敢、処事不疑」

四字熟語を知る辞典は出典を示さず、「勇猛」は勇気があって何物も恐れないこと、「果敢」は決断力があることと説明する。出典を『漢書』とする解説は複数あり(四字熟語の出典別分類など)、維基文庫の『漢書』翟方進伝の本文でも確認できる。

聞かれたら: 「『漢書』翟方進伝「過絶於人、勇猛果敢、処事不疑」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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四字熟語を知る辞典は出典を示さず、「勇猛」は勇気があって何物も恐れないこと、「果敢」は決断力があることと説明する。出典を『漢書』とする解説は複数あり(四字熟語の出典別分類など)、維基文庫の『漢書』翟方進伝の本文でも確認できる。翟方進が上奏の中で、紅陽侯王立と親しい朱博・孫閎・陳咸らを評して、内には不仁の性があり、外には人に抜きんでた才があって「勇猛果敢、処事不疑」(勇猛果敢で、事に当たって迷わない)と述べた一節である。ただし原文の文脈は称賛ではなく、彼らの残酷さを糾弾する側にある。現代のように、勇気と決断力を肯定する意味で使われるようになった経緯は、辞典類では説明されていない。つまり「漢書に由来する」とは言えても、「漢書の意味のまま使われている」とは言えない点は、由来を聞かれたときのために押さえておきたい。「勇猛」と「果敢」は、それぞれ単独でも勇ましさと決断力を表す語で、二つを重ねて勢いと決断の両方を強調した形である。

こんなシーンで使う

試合の目標やチームの標語では、攻める姿勢が一度で伝わり、聞き手の選手には士気を上げる言葉として働く。「勇猛」の字は武人の勇ましさを帯びるため、協調を重んじる職場や面接で多用すると、大げさに聞こえることがある。面接官には無鉄砲な人とも受け取られかねないので、挑んだ結果だけでなく失敗したときの立て直しも話せるようにし、「果敢」の部分、つまり何を根拠に踏み込む決断をしたのかを一言添えると、勢いだけの人に見えにくい。

よくある質問

勇猛果敢の由来は?
四字熟語を知る辞典は出典を示さず、「勇猛」は勇気があって何物も恐れないこと、「果敢」は決断力があることと説明する。出典を『漢書』とする解説は複数あり(四字熟語の出典別分類など)、維基文庫の『漢書』翟方進伝の本文でも確認できる。
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