率先垂範(そっせんすいはん)
人の先頭に立って行動し、自ら手本を示すこと。
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そのまま使える例文
新任課長として、あいさつは誰よりも先に、片づけは誰よりも早くと、まず自分が率先垂範で動きます、と初日の朝礼で述べた。
深掘りに備える — 由来
「率先垂範」という四字の出典は特定されていない。Weblioでは「史記に由来する四字熟語」の分類に入っているが、維基文庫でこの四字を検索しても見つかる用例は20世紀の文書に限られ、『史記』の本文で確認できなかった。
聞かれたら: 「「率先垂範」という四字の出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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「率先垂範」という四字の出典は特定されていない。Weblioでは「史記に由来する四字熟語」の分類に入っているが、維基文庫でこの四字を検索しても見つかる用例は20世紀の文書に限られ、『史記』の本文で確認できなかった。同じWeblioの解説自身も、四字熟語としての初出は定かでないと記している。構成する二語は漢籍にも見える。「率先」について台湾教育部の辞典は『漢書』薛宣伝の用例を引く。「垂範」は範(手本)を垂れて示すことで、維基文庫には「垂範百代」「垂範將來」のように唐代の詔勅などに同じ使い方がある。日本での用例として、精選版日本国語大辞典は『軍隊内務令』(1943年)綱領の「体力気力を充実し率先垂範以て儀表たらざるべからず」を初出例に挙げる。ただしこれは同辞典が載せた最も早い例にすぎず、成立時期を示すものではない。四字熟語を知る辞典は三島由紀夫『青の時代』(1950年)の用例を示す。
似た語と間違えない
「有言実行」は宣言したことを自分が実現する語で、相手に見せる意図は含まない。率先垂範は、周りが見て倣うことまで狙いに入っている。「実践躬行」は自分で実際に行うことで、人に模範を示す意味合いはとくにない。「不言実行」は黙って成果を出す姿勢で、率先垂範は周りに見える形で先に動く点が違う。「陣頭指揮」は先頭に立って指揮を執ることだが、実際に手を動かすのは部下であり、自分が実践して見せる率先垂範とは違う。中国語では近い意味を「以身作則」と言う。
こんなシーンで使う
就任の挨拶、主将やゼミ長の心構え、リーダー経験を語る面接など、人を率いる立場で使う。ただし「手本を示す」と宣言する語なので、自分を模範と名乗る形になり、面接官には自信過剰とも、責任感の表明とも聞こえうる。何をどの順で先にやったのかを一つ具体的に添えると、後者として受け取られやすい。チームメイトの側は言葉より行動を見ているため、掲げた直後の言行不一致がいちばん目立つ。掲げる以上は、「まず自分が」の一歩目を具体的に言えるかどうかが、信頼されるかの分かれ目になる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 率先垂範の類義語は?
- 実践躬行、陣頭指揮
- 率先垂範はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 率先垂範の由来は?
- 「率先垂範」という四字の出典は特定されていない。Weblioでは「史記に由来する四字熟語」の分類に入っているが、維基文庫でこの四字を検索しても見つかる用例は20世紀の文書に限られ、『史記』の本文で確認できなかった。