諸行無常(しょぎょうむじょう)
この世のあらゆるものは絶えず移り変わり、永遠に変わらないものはないということ。仏教の根本的な教えの一つで、「諸行」とは因縁によってつくられたもの全般を指す。
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そのまま使える例文
年頭のスピーチで「諸行無常という言葉のとおり、今の好調も続くとは限りません。だからこそ今年も基本を守ります」と述べた。
深掘りに備える — 由来
仏教の命題で、「諸法無我」「涅槃寂静」とともに三法印とされる(「一切皆苦」を加えて四法印とする数え方もある)。日本大百科全書は、「行」を「つくられたもの」の意とし、原始仏教の経典にしばしば記された命題と解説する。
聞かれたら: 「『涅槃経』に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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仏教の命題で、「諸法無我」「涅槃寂静」とともに三法印とされる(「一切皆苦」を加えて四法印とする数え方もある)。日本大百科全書は、「行」を「つくられたもの」の意とし、原始仏教の経典にしばしば記された命題と解説する。四字がそのまま現れる代表的な箇所が『涅槃経』の四句の偈「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」で、精選版日本国語大辞典は北本『涅槃経』巻14に載るとする(諸行無常偈・雪山偈)。デジタル大辞泉とブリタニカは、釈迦が前世で雪山童子として修行していたとき、帝釈天が羅刹の姿で現れて前半を説き、後半を聞くために身を捨てたという伝承を伝える。大辞泉は、いろは歌がこの偈の意を詠んだものとも記す。日本では『三宝絵』(984年)に「諸行无常是生滅法」の用例があり、『平家物語』冒頭の「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で広く知られるようになった。
こんなシーンで使う
聞き手には、諦めや寂しさよりも「物事は動くものだと分かっている人」の落ち着きとして届きやすいが、それは言葉のあとに自分の行動が続くときに限る。ニッポニカが日本では過去への詠嘆としてのみ受け取る傾向が強いと指摘するとおり、これだけで言い切ると、面接官や上司に「何事も無駄だと冷めている人」と受け取られるおそれがある。面接や目標宣言で使うなら、変化を前提に何を準備しているかを必ず添える。弔辞や法要のように別れの場では、このまま言葉の重みが生きる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 諸行無常の由来は?
- 仏教の命題で、「諸法無我」「涅槃寂静」とともに三法印とされる(「一切皆苦」を加えて四法印とする数え方もある)。日本大百科全書は、「行」を「つくられたもの」の意とし、原始仏教の経典にしばしば記された命題と解説する。