才子佳人(さいしかじん)
才能豊かな男性と美しい女性、または似合いの美男美女の組み合わせ。一人の人物ではなく、二人の取り合わせを褒める語である。
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そのまま使える例文
結婚披露宴の祝辞で「才子佳人という言葉のとおり、まことに似合いのお二人です」と述べた。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。日本の国語辞典・四字熟語辞典も台湾教育部『重編国語辞典修訂本』も出典を立てず、用例を挙げるにとどまる。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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出典は特定されていない。日本の国語辞典・四字熟語辞典も台湾教育部『重編国語辞典修訂本』も出典を立てず、用例を挙げるにとどまる。古い用例としては唐代の伝奇集『瀟湘録』「呼延冀」に、妻が夫に宛てた手紙の一節として「妾既与君匹偶、諸鄰皆謂之才子佳人(あなたと夫婦になってから、近所の人は皆わたしたちを才子佳人と呼びました)」とあり(維基文庫で字句を確認)、これを初出に挙げる解説もあるが、辞典が出典として掲げるものは確認できなかった。宋の晁補之の詞を出典とする記述もあるが、原文も辞典も確認できないため採らない。『重編国語辞典修訂本』は清の孔尚任『桃花扇』第五齣の「才子佳人、難得聚会」と『儒林外史』第十一回の「真個是才子佳人、一双両好」を書証に引く。明・清には才ある書生と美しい娘の恋を描く小説が量産され、「才子佳人小説」という型の名にもなった。「才子」は才知のすぐれた男性、「佳人」は容姿の美しい女性。日本語の用例は精選版日本国語大辞典が山田美妙『柿山伏』(一八八八年)の「才子佳人が主人公で政治の薬味が一寸加はり」を、四字熟語を知る辞典が芥川龍之介『開化の良人』(一九一九年)と阿部知二『ヨーロッパ紀行』(一九五一年)を挙げる。
似た語と間違えない
辞典が同義として挙げるのは語順を入れ替えた「佳人才子」だけで、四字熟語辞典オンラインとイミダスが異形に、『重編国語辞典修訂本』が「也作」に立てる。同辞典は「佳人才子」の項に宋の柳永の詞「自古及今、佳人才子、少得当年双美」を引き、才貌のつり合う若い男女、とくに婚姻や恋愛関係にある二人を広く指すと説く。似た字面の「才色兼備」は一人の女性が才知と容貌を併せ持つことで、「傾国傾城」は女性の美しさの強さに重心がある語。いずれも辞典が「才子佳人」の類語に挙げるものではなく、人数も焦点も違う。「佳人」を共有する「佳人薄命」は美人は不幸になりやすいという嘆きの語で、祝いの席で取り違えると場が冷える。
こんなシーンで使う
披露宴や祝いの席で、二人を似合いの組み合わせとして立てる褒め言葉に使える。台湾教育部の成語典も「常用題辞表」で結婚祝いの題辞に分類する、慶事の語である。列席者には格式のある讃え方として届き、漢検三級相当の語なので字面も読みも通じやすい。ただし「才は男性・美しさは女性」という役割の割り当てを前提にした語なので、聞き手によっては女性を容姿だけで評価したように受け取られる。新郎新婦それぞれの才と人柄を具体的に述べたあとに添えるなど、語に寄りかからない形にすると角が立たない。男女二人の組み合わせを指す語なので、面接の自己PRや一人の人物の紹介には使えない。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 才子佳人の類義語は?
- 佳人才子
- 才子佳人の由来は?
- 出典は特定されていない。日本の国語辞典・四字熟語辞典も台湾教育部『重編国語辞典修訂本』も出典を立てず、用例を挙げるにとどまる。