四字熟語

才子佳人(さいしかじん)

才能豊かな男性と美しい女性、または似合いの美男美女の組み合わせ。一人の人物ではなく、二人の取り合わせを褒める語である。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
○スピーチ祝いの席で二人を立てる褒め言葉。双方の才と人柄を述べたあとに添えると角が立たない
△面接男女二人の組み合わせを指す語なので、自己PRには使えない
注意: 「才は男性・美しさは女性」という古い役割の前提を含む語。女性を容姿だけで評価したと受け取られることがある。

そのまま使える例文

スピーチ

結婚披露宴の祝辞で「才子佳人という言葉のとおり、まことに似合いのお二人です」と述べた。

スピーチ出版記念会の挨拶で「今日は才子佳人の集まる会になりました」と述べ、来場者を立てた。
二人が並んだ写真には、才子佳人という言葉がそのまま似合う。
この小説は才子佳人の恋物語という古い型を踏まえて書かれている。

深掘りに備える — 由来

出典は特定されていない正直に言えるのが強み

出典は特定されていない。日本の国語辞典・四字熟語辞典も台湾教育部『重編国語辞典修訂本』も出典を立てず、用例を挙げるにとどまる。

聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。

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出典は特定されていない。日本の国語辞典・四字熟語辞典も台湾教育部『重編国語辞典修訂本』も出典を立てず、用例を挙げるにとどまる。古い用例としては唐代の伝奇集『瀟湘録』「呼延冀」に、妻が夫に宛てた手紙の一節として「妾既与君匹偶、諸鄰皆謂之才子佳人(あなたと夫婦になってから、近所の人は皆わたしたちを才子佳人と呼びました)」とあり(維基文庫で字句を確認)、これを初出に挙げる解説もあるが、辞典が出典として掲げるものは確認できなかった。宋の晁補之の詞を出典とする記述もあるが、原文も辞典も確認できないため採らない。『重編国語辞典修訂本』は清の孔尚任『桃花扇』第五齣の「才子佳人、難得聚会」と『儒林外史』第十一回の「真個是才子佳人、一双両好」を書証に引く。明・清には才ある書生と美しい娘の恋を描く小説が量産され、「才子佳人小説」という型の名にもなった。「才子」は才知のすぐれた男性、「佳人」は容姿の美しい女性。日本語の用例は精選版日本国語大辞典が山田美妙『柿山伏』(一八八八年)の「才子佳人が主人公で政治の薬味が一寸加はり」を、四字熟語を知る辞典が芥川龍之介『開化の良人』(一九一九年)と阿部知二『ヨーロッパ紀行』(一九五一年)を挙げる。

似た語と間違えない

才子佳人才能豊かな男性と美しい女性、または似合いの美男美女の組み合わせ。
佳人才子

辞典が同義として挙げるのは語順を入れ替えた「佳人才子」だけで、四字熟語辞典オンラインとイミダスが異形に、『重編国語辞典修訂本』が「也作」に立てる。同辞典は「佳人才子」の項に宋の柳永の詞「自古及今、佳人才子、少得当年双美」を引き、才貌のつり合う若い男女、とくに婚姻や恋愛関係にある二人を広く指すと説く。似た字面の「才色兼備」は一人の女性が才知と容貌を併せ持つことで、「傾国傾城」は女性の美しさの強さに重心がある語。いずれも辞典が「才子佳人」の類語に挙げるものではなく、人数も焦点も違う。「佳人」を共有する「佳人薄命」は美人は不幸になりやすいという嘆きの語で、祝いの席で取り違えると場が冷える。

こんなシーンで使う

披露宴や祝いの席で、二人を似合いの組み合わせとして立てる褒め言葉に使える。台湾教育部の成語典も「常用題辞表」で結婚祝いの題辞に分類する、慶事の語である。列席者には格式のある讃え方として届き、漢検三級相当の語なので字面も読みも通じやすい。ただし「才は男性・美しさは女性」という役割の割り当てを前提にした語なので、聞き手によっては女性を容姿だけで評価したように受け取られる。新郎新婦それぞれの才と人柄を具体的に述べたあとに添えるなど、語に寄りかからない形にすると角が立たない。男女二人の組み合わせを指す語なので、面接の自己PRや一人の人物の紹介には使えない。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

才子佳人の類義語は?
佳人才子
才子佳人の由来は?
出典は特定されていない。日本の国語辞典・四字熟語辞典も台湾教育部『重編国語辞典修訂本』も出典を立てず、用例を挙げるにとどまる。
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