四字熟語

孤高ここう

群れに交わらず、ひとり抜きん出て高いところにいること。孤立しながら自分の志を守り続けるさま。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
スピーチ他者を評する形なら収まる。称える文脈だと明示したい
面接「チームで働けない人」と読まれる余地がある
部活群れから離れる含みがあり、チームの目標には向きにくい
注意: 字に「孤」を含み、面接やチームの場では「協調できない人」と読まれる余地がある。

そのまま使える例文

書き初めに「孤高」と書き、人と組まないという意味ではなく、流行に合わせて基準を下げないという意味だと添えて掲げた。

スピーチ引退の挨拶で「彼は孤高の選手でした。誰もいない朝の体育館に、必ず先に来ていました」と述べた。
孤高を貫いた画家として紹介されるが、書簡を読むと同時代の若い作家をよく気にかけている。
チームの中で孤高であろうとして、結局は誰にも相談できなくなっていた。

深掘りに備える — 由来

出典: 李白『行路難』三首其三「含光混世貴無名、何用孤高…

特定の故事に由来する語ではないが、来歴は漢詩までさかのぼる。普及版字通は「孤高」を「ひとり群を抜いて高い」と釈し、李白『行路難』三首の其三から「含光混世貴無名、何用孤高比雲月」——光を包んで世に混じり無名であることを貴ぶ、なぜ孤高であって雲や月に肩を並べる必要があろうか——を引く。

聞かれたら: 「李白『行路難』三首其三「含光混世貴無名、何用孤高…に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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特定の故事に由来する語ではないが、来歴は漢詩までさかのぼる。普及版字通は「孤高」を「ひとり群を抜いて高い」と釈し、李白『行路難』三首の其三から「含光混世貴無名、何用孤高比雲月」——光を包んで世に混じり無名であることを貴ぶ、なぜ孤高であって雲や月に肩を並べる必要があろうか——を引く。ここでの孤高は称賛ではなく、才を隠して世に紛れよという文脈で退けられている側の語である。精選版日本国語大辞典は唐の高適『同諸公登慈恩寺浮図』の「登臨駭孤高」(登り臨みて孤高に駭く)も挙げており、もとは塔の高さのような物理的な高さにも使われた。日本語の文献での早い用例として同辞典が挙げるのは『六如庵詩鈔』二編(1797年)の「出語孤高動忤俗、人道我狂吾不狂」で、ここでも孤高であることと世間に逆らうことがひと続きに語られている。坂口安吾『大阪の反逆』(1947年)の「孤高の文学という。然し、真実の孤高の文学ほど万人を愛し万人の愛を求め愛に飢えているものはないのだ」も同辞典の用例で、孤高が孤立の自足ではないことを言い当てている。

似た語と間違えない

孤高群れに交わらず、ひとり抜きん出て高いところにいること。
独立独歩他人に頼らず、自分自身の考えと力で物事を進めていくことを表す言葉。
独立不羈
超然

「独立独歩」が他人に頼らず自分の道を行くという行動の側を指すのに対し、「孤高」はその結果として群れから離れて高い位置にいる状態を指す。「泰然」が何が起きても動じない落ち着きを言うのに対し、孤高には周囲との距離が含まれる。李白が「何ぞ用いん孤高にして雲月に比するを」と退けたとおり、古くから称賛と皮肉の両方で使われてきた語で、称賛の意味だけを持つ言葉ではない。

対義語: 付和雷同、迎合

こんなシーンで使う

書き初めや、人物を評する挨拶のように、姿勢そのものを言葉にする場面には収まる。聞き手には「周囲に合わせて基準を下げない人」という像が届く。ただし字に「孤」が入るぶん、面接やESでは「チームで働けない人」と読まれる余地がある。使うなら、ひとりでやり切った話ではなく、周囲と合わせなかった基準が何だったのかを語りたい。他者を評する形(「孤高の人でした」)のほうが角は立たない。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

孤高の類義語は?
独立独歩、独立不羈、超然
孤高の由来は?
特定の故事に由来する語ではないが、来歴は漢詩までさかのぼる。普及版字通は「孤高」を「ひとり群を抜いて高い」と釈し、李白『行路難』三首の其三から「含光混世貴無名、何用孤高比雲月」——光を包んで世に混じり無名であることを貴ぶ、なぜ孤高であって雲や月に肩を並べる必要があろうか——を引く。
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