四字熟語

起死回生(きしかいせい)

絶望的な状況や滅びかけたものを、再び立ち直らせること。

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この語を使ってよい場面◎最適 ○使える △注意
○スポーツの目標逆転の一打や立て直しの場面を語るのに向く
△面接崖っぷちの印象になるので、地道な行動を添えたい
注意: 「起死回生」を狙うと宣言すると、一発逆転に頼る人に聞こえかねない。

そのまま使える例文

年頭のあいさつで「今期は起死回生を狙うのではなく、基本を積み直して立て直します」と述べた。

面接面接で「赤字が続いた店舗の改善に携わり、起死回生の施策より地道な見直しを積みました」と話した。
スポーツ九回裏、起死回生の逆転ホームランで試合が決まった。
「起死回生の策がある」と言う人に限って、具体的な数字を出さない。
創業期の資金難を、取引先の追加注文が救った。まさに起死回生の一件だった。

深掘りに備える — 由来

出典: 四字の漢籍出典は辞典に示されていない

四字熟語を知る辞典の解説では、「起死」は今にも死にそうなものを生き返らせること、「回生」は死んだものを生き返らせることで、似た意味の語を重ねて強めた表現とされる。もとは死にかけた病人を生き返らせる意味で、そこから滅びかけた事業や国を立て直す意味に転じた。

聞かれたら: 「四字の漢籍出典は辞典に示されていないに由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。

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四字熟語を知る辞典の解説では、「起死」は今にも死にそうなものを生き返らせること、「回生」は死んだものを生き返らせることで、似た意味の語を重ねて強めた表現とされる。もとは死にかけた病人を生き返らせる意味で、そこから滅びかけた事業や国を立て直す意味に転じた。精選版日本国語大辞典が初出の実例に挙げるのは、中江藤樹の『翁問答』(1650年)の「百病を療治し起死回生の功をたてたる扁鵲」で、名医の功績を述べる文脈である。扁鵲は『史記』扁鵲倉公列伝に出る古代の医者で、その伝には死んだとされた虢の太子を蘇らせた話があるが、扁鵲自身は「越人(扁鵲)は死人を生かせるのではない。生きるはずの者を起こせただけだ」と語っている。ただし「起死回生」という四字の形が『史記』にあるわけではなく、辞典もこの四字の漢籍の出典は示していない。

似た語と間違えない

起死回生絶望的な状況や滅びかけたものを、再び立ち直らせること。
蘇生
再興

「一発逆転」は賭けに勝つ偶然性まで含んで軽い口語であり、起死回生は元が医者の語だけに、瀕死からの回復という重さがある。「捲土重来」は一度敗れた者が再び勢いを盛り返して来ることで、本人が再挑戦する意志に重心があるのに対し、起死回生は「策」「一打」のように、状況を覆す手立てのほうを主役にする。「九死に一生を得る」は命が助かることで、立て直しの意味はない。デジタル大辞泉は類語に「蘇生」「再興」「回天」「復活」など多くを並べるが、起死回生は「策」「一打」と組んで、状況を覆す手段を指すところに特色がある。

こんなシーンで使う

スポーツの場面で試合を決めた一打や、傾いた会社や店の立て直しを語るときに、聞き手へ劇的な転換として伝わる。ただし目標宣言や面接で「起死回生を狙います」と言うと、一発逆転に賭ける人、つまり今は崖っぷちの人に聞こえる。立て直しの中身を地道な行動で語り、その結果としてこの語を添えるほうが、聞く側の信頼を得やすい。野球やサッカーのスピーチで「起死回生の一打」と言うなら、その一打の前にどれだけ追い込まれていたかを先に述べると、聞き手が同じ緊張を共有できる。

以下のテーマ・シーンでよく使われます。

よくある質問

起死回生の類義語は?
蘇生、再興
起死回生の由来は?
四字熟語を知る辞典の解説では、「起死」は今にも死にそうなものを生き返らせること、「回生」は死んだものを生き返らせることで、似た意味の語を重ねて強めた表現とされる。もとは死にかけた病人を生き返らせる意味で、そこから滅びかけた事業や国を立て直す意味に転じた。
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