佳人薄命(かじんはくめい)
美しい女性は、とかく不幸な運命や短命に見舞われやすいということ。
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そのまま使える例文
講演で「佳人薄命という言葉はあるが、それは美しさを惜しむ側の感傷にすぎない」と話した。
深掘りに備える — 由来
出典は北宋の蘇軾(一〇三七〜一一〇一年)の詩「薄命佳人」。この詩の「自古佳人多命薄、閉門春尽楊花落」(古より佳人は多く命薄し、門を閉じ春尽きて楊花落つ)という句に由来する(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)。
聞かれたら: 「蘇軾「薄命佳人」に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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出典は北宋の蘇軾(一〇三七〜一一〇一年)の詩「薄命佳人」。この詩の「自古佳人多命薄、閉門春尽楊花落」(古より佳人は多く命薄し、門を閉じ春尽きて楊花落つ)という句に由来する(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)。詩は美しい女性の姿を描きながら、その境遇のはかなさに筆を向けたもので、「佳人」は容姿や品位のすぐれた女性、「薄命」は寿命や運勢が薄いことを指す。ただし四字熟語「佳人薄命」の形での日本語の用例は明治前期をさかのぼらないとされ(ことわざを知る辞典)、辞書が引く用例は矢田挿雲『江戸から東京へ』(一九二一年)や太宰治『懶惰の歌留多』(一九三九年)である(精選版 日本国語大辞典・四字熟語を知る辞典)。現在は「美人薄命」の形で使われることも多い。
似た語と間違えない
「美人薄命」は同じ意味をより平易な字で言った形で、現在はこちらのほうが通りがよい。「紅顔薄命」は若々しい美しさに焦点があり、男性について言う場合は「才子多病」が対に置かれる。「佳人薄命」の「佳人」は容姿だけでなく品位のすぐれた女性も指すため、外見の話に限られない点が違う。
こんなシーンで使う
亡くなった人を悼む文章や回顧の文脈で使われる語で、読み手には「その短い生涯を惜しんでいる」という情として届く。一方、存命の人に向けて言えば病や死を先回りして告げるような失礼な言葉になり、祝いの席や面接にはまったく向かない。「美しいから不幸になる」という因果に裏付けはなく、断定して使えば聞き手には偏見の表明と取られる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 佳人薄命の類義語は?
- 美人薄命、紅顔薄命
- 佳人薄命の由来は?
- 出典は北宋の蘇軾(一〇三七〜一一〇一年)の詩「薄命佳人」。この詩の「自古佳人多命薄、閉門春尽楊花落」(古より佳人は多く命薄し、門を閉じ春尽きて楊花落つ)という句に由来する(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)。