一味同心(いちみどうしん)
同じ目的のもとに集まった者が、心を一つに合わせて結束すること。またその人々。
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そのまま使える例文
新チームの発足式で、主将が「ここから一味同心、全員で県大会を目指す」と宣言した。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。中国の古典を典拠とする記録は確認できず、中世の日本社会のなかで定着した語とされる。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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出典は特定されていない。中国の古典を典拠とする記録は確認できず、中世の日本社会のなかで定着した語とされる。山川出版社『日本史小辞典』は、仏教の「一味和合」の精神にもとづき、寺院の集会で参加者の総意によって物事を決めた慣行に起源があると説明する。中世には、百姓の自治組織である惣の結合や一揆の連帯を指してこの語が使われ、神社の境内に集まって神水を回し飲みする「一味神水」の作法によって結束が誓われた。文献上の早い用例として、精選版日本国語大辞典は『平家物語』(13世紀前半)巻四の「一味同心に僉議して〈略〉牒状をこそおくりけれ」を、デジタル大辞泉は『太平記』巻三五の「国々の大名一人も残らず一味同心して」を引いている。
似た語と間違えない
「一致団結」が行動としてまとまることを指すのに対し、「一味同心」は心の一致に重心があり、同じ志を共有していること自体を強調する。「同心協力」は心を合わせたうえで力を出し合う実行段階まで含む。「一心同体」は二者が分かちがたく一体であることを表し、集団よりも少人数の関係に向く。
対義語: 同床異夢
こんなシーンで使う
部活の発足やチームのスローガンなど、これから結束を作っていく場面で掲げやすい。聞き手であるメンバーには、全員が同じ側に立っているという宣言として伝わる。ただし現代語の「一味」は共犯者の一党を指す使われ方が定着しており、この四字だけを目にすると悪だくみの集団という印象を持たれることがある。掲げるなら「同じ目的のもとに心を合わせる」という原義を口頭で補うか、スローガンでは前後に目的を明示しておきたい。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 一味同心の類義語は?
- 同心協力、一致団結、一心同体、異体同心
- 一味同心はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 一味同心の由来は?
- 出典は特定されていない。中国の古典を典拠とする記録は確認できず、中世の日本社会のなかで定着した語とされる。