豪胆(ごうたん)
危険や困難を前にしても動じない、据わった度胸のこと。恐れないことそのものを指し、意志を通し続けることには触れない。「剛胆」とも書く。
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そのまま使える例文
部の目標に「豪胆」を掲げ、競り合いの場面で安全な選択に逃げない、という意味を全員で確認した。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。この語を特定の故事や人物の言葉に結びつける資料は確認できず、辞典も語義を示すにとどまる。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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出典は特定されていない。この語を特定の故事や人物の言葉に結びつける資料は確認できず、辞典も語義を示すにとどまる。語釈は辞典ごとに少しずつ重心が違う。デジタル大辞泉は「度胸がすわっていて、ものに動じないこと。肝が太いこと」、精選版日本国語大辞典は「きもが太いこと。胆力のすわっていること。大胆」、字書『字通』は「豪胆」「剛胆」のどちらの見出しにも端的に「大胆」と釈する。「肝が太い」は大辞泉と日本国語大辞典に、「大胆」は日本国語大辞典と字通に共通しており、恐れないことそのものを言う語だと確かめられる。日本語での早い実例として精選版日本国語大辞典が挙げるのは、中村正直訳『西国立志編』(1870〜71年)の「かくの如きの剛胆を養ひ成せり」で、明治初年の翻訳書に「剛胆」の表記で現れる。字の組み合わせとしては、「豪」(すぐれて力強い・並外れた。『字通』によれば原義はやまあらしで、その剛い毛から転じた字)に「胆」(きも)を重ねたもの。「胆」を度胸の意で用いるのは「胆力」「肝が据わる」と同じ発想で、内臓に気力の座を見る古い言葉づかいによる。表記は「豪胆」「剛胆」の両方が辞典に見出しとして立てられ、同じ語として扱われる。ただし見出しの立て方は分かれ、デジタル大辞泉は「豪胆/剛胆」、精選版日本国語大辞典は「剛胆・豪胆」の順に掲げる。どちらが正しいという話ではないので、掲げる場で表記を選ぶなら、どちらか一方に統一しておきたい。
似た語と間違えない
辞典が一致して並べる語は「大胆」で、精選版日本国語大辞典と『字通』は語釈そのものに「大胆」を置き、デジタル大辞泉も類語に挙げる。ただし大辞泉の「大胆」には「図太いこと。ずうずうしいこと」という第二の意味があり、豪胆にはその含みがない。悪びれない図々しさまで言うなら大胆、恐れない度胸だけを言うなら豪胆と分けられる。「剛毅」が意志を通し続ける気性を指すのに対し、豪胆は恐怖や危険を前にした平静さ、つまり度胸の大きさを指し、持続には触れない。デジタル大辞泉は「剛毅」「大胆不敵」「豪放」「放胆」も豪胆の類語に挙げるが、ほかの辞典はこれらを並べておらず、「剛毅果断」「胆力」を類語として立てる辞典は確認できなかった。「胆力」は精選版日本国語大辞典が豪胆の語釈に「胆力のすわっていること」と使う語で、豪胆という性質の中身をなす気力そのものを指す。「不屈」が加わった圧力に折れないことを言うのに対し、豪胆はそもそも怯まないことを言う。「猪突猛進」が慎重さの欠如を含んで否定的にも使われるのに対し、豪胆は評価としては肯定寄りだが、判断の正しさまでは保証しない。対義語を立てる辞典は確認できず、大辞泉が「大胆」の対義に「小胆」を示すにとどまる。「臆病」「小心」を反対の語として使うのは自然だが、辞典の裏づけがあるわけではない。
こんなシーンで使う
危険や不確実さを前にして動じなかったことを語る場面に向く。聞き手やチームメイトには「土壇場で判断が鈍らない人」と映る。ただし豪胆が言うのは度胸の大きさだけで、その判断が正しかったかどうかには触れない。無謀さと紙一重に受け取られることがあるため、面接で使うなら、何を恐れ、どこまでリスクを見積もったうえで前に出たのかを添えたい。慎重さや確実さを評価する場では、むしろ不利に働く。書いて掲げるときは「豪胆」「剛胆」のどちらでも通るが、読み手に表記の揺れを気づかせないよう、同じ文書の中では一方に揃える。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 豪胆の類義語は?
- 大胆
- 豪胆の由来は?
- 出典は特定されていない。この語を特定の故事や人物の言葉に結びつける資料は確認できず、辞典も語義を示すにとどまる。