元気溌溂(げんきはつらつ)
健康で気力が満ちあふれ、見ている側まで明るくなるほど生き生きとしているさま。「溌剌」はもと、魚が勢いよく跳ねる様子を言った。
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そのまま使える例文
朝礼の一言スピーチで「今年は元気溌剌と、自分から先に挨拶することを目標にします」と宣言した。
深掘りに備える — 由来
「元気溌剌」という四字の形の出典は特定されていない。確認できたのは「溌剌」の側である。
聞かれたら: 「「元気溌剌」という四字の形の出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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「元気溌剌」という四字の形の出典は特定されていない。確認できたのは「溌剌」の側である。デジタル大辞泉は「溌剌」に「生き生きとして元気のよいさま」と「魚が飛び跳ねるさま」の二義を挙げ、精選版日本国語大辞典は魚が元気よく跳ねるさまを第一義に置く。その初出の実例は『本朝無題詩』(1162〜64年頃)の「碧水浪清魚抜剌」で、同辞典は李白の詩も参考文献として載せる。元気のよいさまの意の実例として同辞典が示すのは、夏目漱石『それから』(1909年)の「溌溂たる宇宙の刺激」である。四字熟語辞典オンラインも「溌剌は魚が飛び跳ねる様子のことから、生き生きとしていることのたとえ」と説明している。表記は揺れが大きく、デジタル大辞泉は「溌剌/溌溂/蹳剌」を並べ、四字熟語辞典オンラインは別表記に「元気溌溂」を挙げる。「元気」と結んだ四字の形がいつ頃から使われるようになったかは、今回確認できた辞典からは分からない。
似た語と間違えない
同じ「溌剌」を持つ「生気溌剌」とは、四字熟語辞典オンラインが類義語に挙げる関係にある。生気溌剌が動作や表情として外に現れた活力を描くのに対し、元気溌剌は「元気」という体調や気力そのものを主語にするぶん、健康さが前に出る。小学生向けの教材(スクールコンパス)にも載る平易な語で、話し言葉に乗りやすい。性格の明るさを言う「明朗快活」とは、明るさが気質か、いま満ちている活力かの違いがある。「意気消沈」は反対の姿として思い浮かぶが、辞典の対義語欄では確認できない。
こんなシーンで使う
聞き手には、健やかでひたむきな明るさとして届く。朝礼や歓迎の挨拶のように、場の空気を持ち上げたいときや、体育会系の部活の目標に向く。ただし自分に使うと「元気だけが取り柄」と受け取られることがあり、面接では面接官がその元気の中身を探るため、声出しで何を変えたのかといった具体で補いたい。年長者の様子を評して使うと、若さへの評価に寄って、少し子ども扱いに聞こえる場合がある。「溌剌」は常用漢字表にない字なので、掲示や書き初めでは「はつらつ」と仮名を添えると読み手が迷わない。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 元気溌溂の類義語は?
- 生気溌溂
- 元気溌溂はどんな場面で使いますか?
- 部活で使うとき
- 元気溌溂の由来は?
- 「元気溌剌」という四字の形の出典は特定されていない。確認できたのは「溌剌」の側である。