断金之交(だんきんのまじわり)
心を一つにした二人の力は、硬い金属さえも断ち切るほど強いという、極めて固い友情。
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そのまま使える例文
ダブルスのペアで「断金之交」を目標に掲げ、「二人の判断を一つにする」と書き添えた。
深掘りに備える — 由来
「断金」という比喩は『易経』繋辞上伝に遡る。同伝は同人の卦の一節を引いたうえで、「子曰く、君子の道は、或いは出で或いは処り、或いは黙し或いは語る。
聞かれたら: 「『易経』繋辞上伝に由来する言葉です」と出典を一言添えられると強い。
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「断金」という比喩は『易経』繋辞上伝に遡る。同伝は同人の卦の一節を引いたうえで、「子曰く、君子の道は、或いは出で或いは処り、或いは黙し或いは語る。二人心を同じくすれば、其の利きこと金を断つ。同心の言は、其の臭蘭の如し」と記す。心を同じくする二人は、金属さえ断ち切るほどの鋭さを持つという意味で、中国の成語辞典はこの一節を「断金之交」の出典とする。同じ一節の「金」と「蘭」を合わせたのが「金蘭の契り」で、精選版日本国語大辞典はその項でこの原文を引いている。一方、「断金の契り」の形については、デジタル大辞泉と精選版日本国語大辞典が『水経注』を出典に挙げており、四字の形がどの文献で成立したかは辞典によって示し方が異なる。日本での受容は古く、精選版日本国語大辞典は最澄の書簡を集めた『伝教大師消息』(八二四〜八三一年ごろ)の「何忽然忘断金契」を用例に挙げる。
似た語と間違えない
「金蘭之契」は同じ『易経』の一節から出た語だが、「断金」の強さに加えて「蘭の香り」のような言葉の麗しさまで含む。断金之交は二人の結束が生む力の強さに焦点がある。「管鮑之交」が互いを理解し合う深さを、「刎頸之交」が命を懸ける覚悟を言うのに対し、断金之交は二人が同じ心を持つことで生まれる実際の力を言う。
対義語: 同床異夢
こんなシーンで使う
心を合わせた二人の強さを言う語で、聞き手には仲の良さよりも「二人そろえば困難を断ち切れる」という力強さが伝わる。ダブルスのペアや共同創業者、研究の相棒など、二人一組で成果を出してきた関係を紹介する場面に向く。大人数のチームに使うと「二人」という原典の前提とずれるため、組織の結束を言うなら「一致団結」などのほうが自然。読みは「だんきんのまじわり」で、耳で聞くと「断金」の字が浮かびにくいので、スピーチでは「金をも断つほどの固い絆」と言い添えると伝わる。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 断金之交の類義語は?
- 金蘭之契、断金の契り、管鮑之交、刎頸之交
- 断金之交の由来は?
- 「断金」という比喩は『易経』繋辞上伝に遡る。同伝は同人の卦の一節を引いたうえで、「子曰く、君子の道は、或いは出で或いは処り、或いは黙し或いは語る。