沈思黙考(ちんしもっこう)
言葉を発せず、静かに深く考えにふけること。
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そのまま使える例文
面接で「決めきれないときは沈思黙考する時間を先に確保します」と答え、締め切りとの折り合いのつけ方を続けて説明した。
深掘りに備える — 由来
出典は特定されていない。四字熟語辞典もコトバンク収録の各辞典も、この四字に典拠となる書名を挙げていない。
聞かれたら: 「出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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出典は特定されていない。四字熟語辞典もコトバンク収録の各辞典も、この四字に典拠となる書名を挙げていない。「沈思」(深く考え込むこと)と「黙考」(黙って考えること)という、それぞれ独立して使われてきた二字熟語を重ねた形である。二つとも声に出さずに考えるという同じ方向を向いており、重ねることで意味が加わるというより、同じことを二度言って強めている。日本語としての使用例は近代に確認できる。精選版日本国語大辞典は坪内逍遙『内地雑居未来之夢』(一八八六年)の「沈思黙考に余念なきは、憂ふる所あるもののごとし」を引き、『四字熟語を知る辞典』は長谷川四郎「可小農園主人」(一九五三年)の用例を挙げる。逍遙の一文が示すとおり、この語は早い時期から、黙って考え込む人を外から見た描写として使われてきた。中国の故事に由来する四字熟語が多いなかで、文章語として組み立てられた側に属する語である。
似た語と間違えない
「虚心坦懐」が先入観やわだかまりを捨てて向き合う心の構えを指すのに対し、沈思黙考は考えている時間そのものを指す。「無念無想」は心を空にして何も考えない状態で、方向が逆である。「熟慮」との違いは、声を出さないことが語のなかに含まれている点で、黙っている様子まで込みで描ける。
対義語: 軽挙妄動、即断即決
こんなシーンで使う
面接や会議で、すぐに答えを出さない時間を意図して取ることを説明するときに使える。聞き手には「黙る理由を言葉にできる人」と映るため、反応が遅いという印象を打ち消す働きがある。一方でこの語は、逍遙の用例のとおり黙って考え込む人を外から見た描写として使われてきた。自分の姿勢として掲げると考え深さの自称に聞こえやすいので、「沈思黙考する時間を取る」のように行動の名前として使うほうが角が立たない。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 沈思黙考の類義語は?
- 虚心坦懐、熟思黙想、沈思凝想
- 沈思黙考の由来は?
- 出典は特定されていない。四字熟語辞典もコトバンク収録の各辞典も、この四字に典拠となる書名を挙げていない。