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「造詣」の意味と使い方・例文・「精通」との違いまとめ

投稿日:2017年9月19日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「造詣」(読み方:「ぞうけい」)という言葉は、「~に造詣が深い」「~に造詣がある」という形で用いられます。

とはいえ上記のような言い方は具体的にどのようなことを表すのか、ここではこの言葉の意味と使い方、また似た意味のある「精通」という語と比較しながらそれぞれの違いを説明していきます。

 

「造詣」の意味と使い方・例文・「精通」との違い

それでは、以下に「造詣」の意味と使い方、また「精通」との違いを説明します。

 

意味

まず、「造詣」には「学問・芸術・技術などに深く通じていること」という意味があり、(学問や技芸などの)ある分野について広い知識や理解、技量があることを表す語となっています。

ちなみに、この語は「ぞうし」と読まれることがあるようですが、「造詣」の「詣」は「けい」(音読み)もしくは「もうでる」(訓読み)と読みます。「いたる・境地に行き着く」「社寺に詣でる(もうでる)」といった意味があり、後者の意味では「参詣」(さんけい)という語に用いられています。

 

使い方・例文

次に、この言葉の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は落語や能、歌舞伎とあらゆる古典芸能に造詣が深い」
  • 「彼は民族音楽のみならず雅楽や能楽にも造詣があるらしい」
  • 「彼は古典文学に造詣が深く、あらゆる書物の訳書や原書を読んでいるようだ」
  • 「彼は西洋文化に造詣が深い。興味があるなら一度話を聞いてみるといい」

 

「精通」との違い

ここからは、似た意味を表す「精通」という語との違いについて見ていきます。

まず、「精通」は「ある物事について詳しく知っていること」を表し、この語と「造詣」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「精通」:「彼はアパレル業界の事情に精通している」(彼はアパレル業界の事情について詳しい)
  • 「造詣」:「彼は古典文学に造詣がある」(彼は古典文学についての広い知識や理解がある)

つまり、「精通」は単に「何かの物事について詳しく知っていること」を表しますが、「造詣」は「学問や技芸、技術といった分野について広範囲の知識があり表面だけではない深い理解があること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「造詣」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は、「ある分野に深く通じていること」を表し、主に学問・技芸などに詳しいことについて述べる場合に「造詣が深い」「造詣がある」といった形で用います。

それに対して「精通」は「ある物事について詳しいこと」を表し、「事情に精通している」「環境問題に精通している」などの形で用います。

それぞれ何かに詳しいことを意味しますが、ニュアンスが異なるため意識して使い分けるようにすると良さそうです。

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